らんま1/2 とらわれの花嫁
メサイヤから発売されたアドベンチャーゲームです。
機種:PCエンジン(CD-ROM²)
水をかぶると女の子になってしまい、お湯をかぶると男の子に戻るという体質を中国に行けば治せるかもしれないという思いを叶えるために、様々な体験をしていくアドベンチャーゲームです。
高橋留美子氏原作によるらんま1/2をゲーム化したものみたいです。
・ゲームはコマンドを選択しながらゲームを進行していき、ところどころにアニメーションが挿入されているデジタルコミックのアドベンチャーゲームとなっています。
・ゲームの視点は主人公である乱馬(らんま)で進行していきますが、ゲームの進行状況によって乱馬のいいなずけでもある天道あかねの視点となって進行していく場面もあります。
・コマンドは画面左側に表示されるようになっています。
状況によって出現するコマンドが違うようになっています。
テキストは画面下に表示されるようになっています。
・格闘シーンがあります。
ゲームの進行によってコマンドに格闘コマンドが出現することがあって、選択することによって格闘シーン用の画面に移行します。
格闘シーンではアドベンチャーパートとは違う内容のコマンドが表示されて、選択することによってダメージを与えたりすることができます。
・コマンドを選択していないときに2ボタンを押すとセーブすることができます。
ロードも可能です。
ゲームの難易度としては、特に詰むようなところもなく非常に優しいかと思いました。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
➀何かを探したりする場面もあったりもしますが、特に詰むようなところがないです。
コマンドは「見る」や「話す」のコマンドが出現することが多いでしょうか、状況によって「触れる」や「考える」なども出現したりします。
場面によっては、他のキャラなどを元の姿に戻す場面があったりしてお湯を探したりするときがあるのですが、何かを手に取ったりするのに「触れる」というコマンドを使うときがあります。
移動できる場所が何カ所かあったりするときもあるのですが、わからないときなど1つずつ当たっていけば進めるようになっているので、特に詰むようなところはないです。
➁最後の方のアホウ宮の中で移動する場面でちょっと迷うでしょうか。
最後の方で、アホウ宮の中を移動しながら結婚式場を探す場面があって、「右の通路」「まん中の通路」「左の通路」というコマンドが出現して移動するのですが、その先で出た先の風景が変わらなかったりするので、ちょっと迷うようになっています。
良牙ならまだしも、プレイヤーすら方向音痴になってしまうような作りにはなっています。
この場面がこのゲームで一番難しいところかな、と思いました。
ゲームとしては、非常に完成度が高く遊びやすくなっています。
コマンドを選択したときに表示されるテキストが長くて数ページ表示されるものをもう1度選択してしまったときには、ボイスなしで一部の1ページぶんだけ表示されるようになっているので、別なコマンドを選択しなくてはならないということがわかりやすいのと、長いテキストをもう1度見なくてはならない、ということはないのでストレスなくプレイできるようになっています。
また、いつでもセーブ、またはロードまでできるので遊びやすい環境は整っています。
目立った脱字などもなく、フルボイスで喋るキャラと細かい動きが盛り込まれていたりと通常のプレイ画面内でも良くできていると思ったところは多かったです。
また、乱馬(らんま)とあかねの視点が入れ替わったときのコマンドに一緒に表示されるアイコンも違うところがあって、こういうところも細かくできていました。
格闘シーンではライフの概念などを持たせてあれば、もっと面白くなったのかな~、とも思ったのですが、戦う相手によって出現するコマンドに違いがあったりと飽きないように工夫が施されているところは面白かったです。
このゲームはオリジナルのストーリーみたいなのですが、内容も面白くて非常に楽しめる内容になっています(・ω・)















