魔晶伝紀ラ・ヴァルー(PCエンジン)というロールプレイングゲームです。
RPGには魔物が出るゲームが多いですよね。
主人公にバッサバッサと倒されることが多い魔物だったりするわけですが、このゲームでは魔物になることができるんです。
正確にいうと、魔物になるというより魔物にされてしまうんですね。
場所としては、リューベ村の北西に魔法使いがいるのですが、この魔法使いに話しかけると魔物の姿に変えられてしまうイベントがあるんです。
魔法使い:「いやー これは勇ましい方がこられましたなぁ」
「私の道楽にでもつきあってもらいますかな」
と言い、主人公はイモムシのような魔物の姿に変えられてしまうんです。
ちょっと悲しいイベントでもあるかとは思うのですが、魔物の姿に変えられたことによって今まで出現した敵と会話することができるんです。
敵とエンカウントすると「たたかう」「はなす」「にげる」のコマンドが表示されるのですが、敵と戦わないようになっていて会話するようになっていたりします。
普段は敵側となる魔物と会話することができるのは面白いですよね(・ω・)
魔物と会話をしていることによって、このゲームで出現する魔物がなぜ魔物と化しているのかという内容がわかるようになっています。
それから、通常は出現しない魔物とは違う戦士などが出現するときもあったりするのですが、この場合は戦闘をしないといけないようになっています。
魔物側になってしまったことによって人間の姿をしている者が敵として登場するところは面白いです。
ところで、魔物になったことによって村にいる者などの会話も違うものとなっていたりします。
魔物となってしまったことによっていじめられたりすることもあったりして可哀そうな気がします。
姿がイモムシなのでしょうがないところですね。
ところで、人間の姿に戻りたいですよね。
このイベントは強制イベントなので、会話の内容などからゲームを進めていけば魔物の姿から人間の姿に戻ることができます。
最終的に人間の姿に戻って、魔物に変えた魔法使いと戦うのがこのイベントになっています。
こういったイベントがあるところは面白いところですね(・ω・)