魔物ハンター妖子 魔界からの転校生
メサイヤから発売されたアドベンチャーゲームです。
機種:PCエンジン(CD-ROM²)
ごく普通の女子高生真野妖子が、ある日突然見たこともない世界に入り込み様々な冒険を繰り広げながら魔物ハンターとして戦っていくアドベンチャーゲームです。
・ゲームはコマンドを選択しながらゲームを進行していき、ところどころにアニメーションが挿入されているデジタルコミックのアドベンチャーゲームとなっています。
・主人公は真野妖子なのですが、転校生でもあるショウマの視点となって進行していきます。
・コマンドは画面右側に表示されるようになっています。
状況によって出現するコマンドが違うようになっています。
テキストは画面下に表示されるようになっています。
・セレクトボタンを押すことによって、セーブ&ロードが可能となっています。
ゲームの難易度としては、特別に難しいところはないので安心して最後までプレイすることができるゲームです。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
➀何度か同じコマンドを当たらないと先に進むことができないことが多いです。
コマンドは「話す」「見る」「考える」の3つが揃って出現することが多いです。
1つずつ各コマンドを当たっていっても次の場面へと進まないことが多く、同じコマンドを当たっていくことによって会話が進むようになることが多く、その会話の流れで次の場面へと進んだり、場所を移動するための「移動」コマンドが出現することがあります。
次のシーンへと進まないときは、同じコマンドを当たる必要があり、そのコマンドを見つける手間はかかることはありますが、それほど難しいことはないです。
➁「移動」コマンドを使用して自由に移動できる場面もあります。
地下墓地だったり、シェルミナを探す場面で自由に移動するときがあります。
少し自由度が高くなるかと思いますが、進行しないときはゲームが進行するものを1つずつ探していけば詰むようなところはないです。
ゲームとしては、ちょっとした欠点らしきものがところどころに見られるところがありました。
ボイスが入るシーンがあるのですが、画面下に表示されているテキストとボイスに違いがあることが何度かありました。
例えば、小屋の中で千賀子が「そうよ。二人ともあたしに 感謝しなくっちゃねっ!」というテキストが表示されるのですが、ボイスでは「感謝してよ。」となっています。
意味としては同じなのですが、テキストを見ながらボイスを聞いていると、こういうところが気になるところが多々あります。
まさかの、アドリブでしょうか。。。
また、このゲームでは水棲界となっているのですが、この「棲」の字が「精」となっていて水精界となっているところがあるんですね。
「はて???いつの間に変わったのか、それとも別の世界があるのかな・・・。。。」
と、なんだかおかしいところがたくさんあるんですね。
あと、脱字や送り仮名の間違いがあったりするんです。。。
妖子「どうやに風精界ってトコにも行って見なけりゃならないみたいね。」
とか。。。(「ら」が抜けています。)
間違いもそうなのですが、ボイスが入るところに多かったです。
ある意味ゲーム内に異変が起きているゲームでもあったのではないでしょうか。。。
アドベンチャーゲームあるあるかとは思うのですが、テキストが表示されるもので送り仮名や漢字の用途などに間違いがあるものはあったりするのですが、ここまで違いがあるものも珍しいとも思いました。
連続して続くところもあるので、目立つんですよね。。。
私のブログでも脱字や漢字の間違いもあるかとは思うのですが、ちょっとあまりにも目立ちすぎると思いましたよ。。。
致命的な欠点ではないものの、目立ってしまうためか、何度か間違い探しをしたときもありました。
なんだか、こういうところが目立つのでテキストが重要でもあるアドベンチャーゲームとしては完成度が低いとも思いました。
良い点を挙げるとするとテキストのフォントが大きく、非常に見やすいのは良かったとは思いました。
また、魔物ハンター妖子と言えば変身シーンがあるわけですが、その変身シーンがちゃんとあるところが良かったです(・ω・)
あとは、ゲーム本編とは関係ないのですが、説明書に特別企画として、「宮尾画伯の妖子水彩画集」があり、妖子の可愛らしいイラストが掲載されているところは非常に良かったと思いました。











