ソフィックスから発売されたアドベンチャーゲームです。
機種:PCエンジン(SUPER CD-ROM²)
スポーツ新聞記者の松田耕作が、ひったくり犯を巴投げで投げ飛ばした天才柔道少女、猪熊柔を追いかけていくアドベンチャーゲームです。
・ゲームはコマンドを選択しながらゲームを進行していき、ところどころにアニメーションが挿入されているデジタルコミックのアドベンチャーゲームとなっています。
・原作の主人公は猪熊柔なのですが、ゲームはスポーツ新聞記者でもある松田耕作の視点となって進行していきます。
・コマンドは画面下に表示されるようになっています。
状況によって出現するコマンドが違うようになっています。
テキストは画面下に表示されるようになっています。
・セレクトボタンを押すことによって、セーブ&ロードが可能となっています。
ゲームの難易度としては、非常に優しいと思いました。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
➀まったくもって詰むようなところもなければ、悩んで時間がかかるようなところもありません。
出現するコマンドの数も少なく、コマンドを1つずつ当たっていったりして時間を費やしてしまうということもなく、非常にサクサク進みます。
ゲームオーバーになるようなところもないようでして、最後まで安心してストーリーを楽しめるようになっています。
➁コマンドは状況によって必要なものが出現するので、難しく考える必要がないです。
出現するコマンド数は8つぐらいあるようなのですが、常に全てのコマンドが表示されているタイプではなくて、状況によって必要なものが出現するコマンドが多かったりします。
アドベンチャーゲームあるあるかと思うのですが、「移動」コマンドが表示されていて、いろんな場所を何度も歩いたりしてゲームの進行に必要なフラグを探したりして時間がかかってしまう、ということはないです。
何回か移動するところがあるとすれば、女子柔道選手権があるときの武道館内ぐらいなものです。
ゲームとしては、悪く言えば簡単すぎてゲームとしては面白味に欠けるためにYAWARA!を知らない人にとってはつまらないゲームになっているとも言えるかとも思います。
エンディングも1つしかないようなのと完全な1本道なゲームで、コマンドも少なく考えなくてもゲームが進行してしまうあたりに飽きがくるところはあるかとは思います。
ですが、良く言えば、ゲームの進行に必要なコマンド探しをしなくていいので、ストーリー内容を掴みやすくなっているんですね。
アドベンチャーゲームあるあるかとは思うのですが、ゲームの進行に必要なコマンド探しをしたりしていると何をすればいいのかとか忘れてしまい、ストーリーの流れ的なものに水を差してしまうんですよね。
このゲームではストーリーをより把握しやすいように重点を置いていて、これはこれで良かったとは思いました。
ところで、アニメーションがところどころに挿入されていて、アニメを見ていた人にとっては嬉しいところが豊富です(・ω・)
起用されている声優さんがよく喋るのと、アニメと同じ主題歌が流れるところからゲームが始まるところは嬉しい限りでした。
クリアしても何度も最初の主題歌のところを流して見たりしていましたね(・ω・)
ところどころにアイキャッチが挿入されていたり、エンディングではアニメと同じエンディング曲が流れるので、まるで1つの完成されたアニメを見ているかのようなところは好感が持てました。
遊ぶ、という意味では何度もプレイするゲームではないのですが、忘れた頃に懐かしい気持ちで遊んでみると非常に楽しくプレイできますね(・ω・)











