タイトーから発売されたアクションゲームです。
機種:メガCD
・ゲームはサイドビューのアクションゲームとなっています。
・ライフ制で残機はありません。
制限時間があります。
・ゲーム初期の状態だと1P側がKUNOICHI、2P側がNINJYAとなっています。
OPTIONでプレイしたいキャラを変更可能です。
また、2P同時プレイも可能で、途中参加もできます。
・主人公の基本攻撃は苦無で攻撃します。
また、飛び道具として手裏剣があります。
手裏剣は使用回数に制限があります。
・苦無で攻撃する方のボタン(Aボタン)を長押しすると防御することができます。
また、防御したまま方向キーを後ろに入力すると振り向かないまま後退することが可能です。
・コンテニューがあります。
回数に制限があります。
ゲームの難易度としては、高いと思いました。
ステージ数は少ないものの、敵の倒し方など構築していないとなかなか先に進めるのは困難なゲームです。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
➀敵の攻撃パターンや行動などわかっていないと突破するのが困難なところが多いです。
結構頻繁に出現するであろうアーミーナイフだけでもジャンプしてくる者などもいたりするので、行動パターンなどわかっていないとダメージを喰らってしまうことが多いです。
というのも、ステージ2あたりから犬やアーミーナイフなど一緒に登場してくるパターンが多くて、ダメージを受けた際の無敵点滅時間もないようなので瞬時に対応しないと次々にダメージを喰らってしまうことが多くなります。
また、犬はジャンプしてこないときはしゃがみ攻撃、スナイパーのように手裏剣じゃないと倒せない敵などもいたりして、どの敵にどの攻撃をすればいいのか、というものをわかっていないとなかなか突破するのが難しいです。
➁中ボス的存在の敵キャラの倒し方をわかっていないと先に進むのが困難なところが多いです。
くノ一や土蜘蛛などある一定の位置に行くと出現する敵キャラがいます。
アーミーナイフなどと比べると耐久力も高く、なかなか手強い者が多いです。
手裏剣が効く者もいれば、アイアンアームのように効かない者もいるので倒し方を構築してないとなかなか先に進むのは難しいです。
特に初見殺し的要素が強いと思われるのはステージ2で登場する戦車でしょうか。
➂敵を誘導させると敵の出現を抑えることができたりします。
戦車が出現するときは画面をスクロールさせることができないために無理なのですが、主人公の背後をついてくる土蜘蛛を誘導させると普段アーミーナイフが出現するであろう地帯にアーミーナイフなどが出現しなくなるようです。
アーミーナイフなどもそうなのですが、前進している最中では後ろからの直接攻撃は受けない(手裏剣などの飛び道具は受けます)のでこれを利用して背後をくっつけるようにして土蜘蛛を誘導してくるとなぜかアーミーナイフなどの小者が出現しなくなったりします。
➃ダメージを受けると服がなくなってきて中が露出します。
殺人マシーンなので、人肌ではなくてメカみたいなんですね。
銃や砲弾などの攻撃を受けると服がなくなってしまい露出するのですが、受けるダメージも増えていくようなんですね。
各ステージをクリアした際には受けたダメージ量は回復するのですが、露出したものは修復されないようなので、ゲームを攻略していくのにはいかにして露出を抑えていけばいいのか、というものを考えてプレイしたほうはいいとは思うんです。
ちなみに、全ての部位を露出させてしまうと、いかにもロボット剝き出しの感じでカッコイイ感じもするのですが、受けるダメージ量も多くなってしまうので難易度的には高くなる感じもして大変です。
➄ジャンプ中はダメージを受けないようです。
これが意外と大事なことなのですが、例えば土蜘蛛が2体登場するところで前方に出現する土蜘蛛をジャンプで避けて後ろに持ってくる、ということをするときなど使うと効果的だったりします。
あとは、階段があるステージがあって、特に最後のステージではまともに敵を倒して行ったのでは制限時間内にラスボス手前の部屋まで到達するのは難しいので、ジャンプ避けで中ボスなどの敵キャラを無視して行かないと苦しいです。
さらに、階段を上り下りするときもダメージを受けないようになっているので、安心して上り下りできるのと無視する場合は素早く階段を利用することによって回避できるところもあったりもします。
➅防御の概念を上手く利用しないとなかなか先に進むのは難しいです。
防御することができ、特に中ボスをやり過ごすときに多く利用することが多いかと思います。
ですが、防御していてもアーミーナイフなどの小者に突っ込んで行ったり火炎忍者の炎、犬の突進やアイアンアームの鉄球攻撃を至近距離で受けてしまうと防御していてもダメージを受けることもあったりはするようです。
防御に関しては中ボスも使用してくることが多く、こちらも防御したりして隙を見て攻撃を入れていかないとなかなかダメージを与えるのが困難な相手が多いです。
また、防御の構えからジャンプした場合は回転ジャンプとなってさらに大きく飛べるようになっていたりもします。
防御するときは攻撃ボタンを長押しということでボタン1つでやり繰りするのでやり易いとは思いますが、慣れないとなかなか防御をするのが難しいとは思います。
この防御ができるかどうかが1つの肝でもあるので使いこなせないと難しいゲームでもあるかと思います。
ゲームとしては、防御という概念があることによって様々な戦略的要素もあって楽しいのですが、結構難しくもなっているゲームでもありました。
サイドビューのアクションゲームで代表的なゲームとして「闘いの挽歌」というゲームがありましたが、これも盾で防御していくタイプのゲームでもあったかと思いました。
個人的に思ったのは、両方に共通するのは中ボスなど配置されていて1対1で対峙する場面があって、防御や攻撃などまるで格闘ゲームのようなシーンがあるのと、ある程度パターンを構築していかないとクリアできないところは似ていところでもあったかと思いました。
ところで、忍者というとスピード感溢れるものを想像していることが多くて、このゲームは穴があったり様々な仕掛けが用意されているところをかいくぐって行くゲームではなく、歩くスピードも遅いためかどこかもっさりしている感じはしました。
ですが、手裏剣で攻撃したり、苦無で防御したりと戦略性の高いアクションゲームとなっているのと、主人公はロボットで服がなくなっていくとその様子がわかるようになっている演出は面白かったです。
BGMもアレンジとオリジナルで切り替えができるようになっていたりとZUNTATAの魅力がたくさん詰まっているソフトでもあったかと思いました。











