バトルマニア大吟醸
ビッグ東海から発売されたシューティングゲームです。
機種:メガドライブ
超銃撃少女隊バトルマニアでもある大鳥居マニアと羽田マリアが月に代わってお仕事をするタラブルシューティングゲームです。
バトルマニアの続編的位置づけにあるゲームみたいで、第2弾となっているようです。
前作から3年後、じゃなくて3日後という設定みたいですね。
・ゲームはサイドビューのシューティングゲームとなっています。
・ライフ制で残機はありません。
・前作道場、画面内にはマニアとマリアが表示されます。
操作できるのはマニアのほうで、当たり判定はマニアの方にあります。
マリアのオプション的役割は前作と同じです。
・ステージ開始時に武器を選ぶことが可能です。
前作同様、CHARGEゲージが設定されていて、時間の経過と共にゲージが満タンになるとステージ開始時に選んだ武器を使うことができます。
武器の名称、エフェクトなどは変更になりました。
・道中では飛行物体が箱を輸送していて、箱の部分を攻撃するとアイテムが出現します。
・各ステージをクリアしたときのシューターレベルの評価が出るようになりました。
・前作でもあったOPTIONの設定項目なのですが、マニアの向きやプローブの設定などより細かく設定できるようになりました。
・スコアアタックができるようになりました。
制限時間が2分です。
・コンテニューがあります。
回数に制限があります。
アイテムである100円玉を取るとコンテニューの回数が増えます。
ゲームの難易度としては、優しいほうではないでしょうか。
前作と比較した場合ですが、ステージ数も増えているのもあって前作よりも難しくなっています。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
➀前作よりも敵の耐久度は高くなった気がします。
特に道中に出現する雑魚敵は硬くなった気がしますね。
近づいてショットを当てたり、二人のショットを当てたりしないと破壊しきれない場面が多くなった気がします。
敵弾は消せるものが多いので近づいてショット撃ちしても相殺できるので問題はないのですが、他の敵が混ざって出現したり、地形によってなかなかできないところもあったりするので倒さないで安全な位置へと回避した方が良いときもありました。
➁ちょっと序盤が辛いでしょうか。
序盤ではまだショットが十分にパワーアップしていないのにも関わらず前作のラスボスと戦うようになっていたりします。
また、ステージ1、2,3とゲーム序盤であるのにも関わらずステージのボスが変形して攻撃パターンを変えてくるなど、序盤にしては苦しいのではないか、とも思いました。
➂前作にはないステージが盛りだくさんです。
ステージ5では車を使用して戦うようになっています。
ステージ6では画面の左側へと向かうようにスクロールします。
これが厄介でして、横にスクロールするタイプのシューティングゲームの多くは画面の右側へと向かうようにしてスクロールするものが多く、これに慣れてしまっていることが多いんですね。
ステージ6はラスタースクロールを使用しているということもあって戸惑いはあるかと思います。
➃壁や障害物に挟まるような配置や仕掛けが多くなった気がします。
今作でも壁や障害物に挟まってしまうと一撃でミスとなります。
結構、障害物となるものが多くて避けて通過するのが大変なところもあったりはします。
今作でも壁や障害物は天敵です。
で、ステージ6のボス手前の地帯では画面が一瞬暗くなってしまい壁などの障害となる物に挟まりやすいように仕掛けてあります。
結構嫌らしくなりました。。。
➄ライフは増えやすいです。
ハートは前作よりも少なくなった感じがしますが、スコアによって上がるほうが多くなった気がします。
前作よりも増えやすくなったでしょうか、各ステージで1,2回ダメージを受けたとしても、ライフ30ぐらいはいくので増えやすくはなったかと思いますが、敵の出現パターンやステージの構成が複雑になったのもあって敵と接触する機会は多くなった感じもするので、このぐらいのペースで増えていったほうが無難なところなのではないか、とも思いました。
今作でもダメージを受けた際の無敵点滅時間は長いほうなので、難しいと思うところを凌ぎきることは可能です。
そういえば、普通にクリアしたとしてもスコアが上限まで達してしまいストップしてしまうんですが。。。
ある意味これはビックリしました。
➅武器は前作よりも使いやすいものが増えた気がします。
今作でもステージ開始時に武器を選択することができます。
前作では縦に伸びるワイプ式レーザーが使いづらくて全くと言っていいほど使ったことがなかったです。
今作と比較すると、前作であった「ほのおのゲ~マ~」と今作の「ベンテンボム」が自キャラの周囲に攻撃判定のあるものが出現するということで同じような効果だとは思うのですが、「ベンテンボム」のほうは自キャラの周囲に出現する弁天様が回転するところしか攻撃判定がないようでして、画面全体に拡散していくわけではないので画面全部の敵などにダメージを与える際にはマニアを移動させてあげないとダメージを当てることができないようになっているんですね。
このあたりは弱体化したような感じもするのですが、これが弱体化したことによって画面全体の敵を攻撃するようにして稲妻が移動するネオサンダーが使えるようになった感じがします。
あと、前作であった「貫通ミサイル」と今作の「極太レーザー」も前方に攻撃することに特化した武器で同じだとは思うのですが、「貫通ミサイル」のほうはミサイルが途切れ途切れに出てきて、出てこないときは隙ができてしまうのであまり強力だとは思えなかったんです。
ですが、「極太レーザー」は自キャラの上下に出るのと、一定時間レーザーが出っぱなしで途切れることがないためにどちらかと言うとこちらのほうが使い勝手としては良かったです。
使い勝手が良くなったのと、ステージ構成がより複雑化したのでどれを使うか悩むことろでしたが、個人的には「ベンテンボム」を使うことが多かったです。
というのも、敵弾を消せることが多いので、まず自分を守ることのほうが良いから、という理由がありました。
前作のものを継承しつつ、グラフィックやステージ構成などパワーアップしていてより良い作品に仕上がっているかと思いました。
また、ステージが始まる前の武器を選択するときにはマリアがアドバイス的なコメントを残してくれるところも良かったと思いました。
また、前作で出現した敵キャラが登場したりと、つながりがあるところが垣間見えるところも面白かったです。
敵キャラも今作もユニークな者が多いですね。
なぜか、戦う舞台がUFOキャッチャーの中だったり、バスケットボールをするのもいたりとなかなか面白いです(・ω・)
ビジュアルシーンもパワーアップしているのと、ところどころにタイトルコールが入ったりとまるでアニメを見ているかのように進んでいく形は好感が持てました。
また、オプションでマニアの向きを変更したりプローブの設定を変更したりすることでプレイ方法が変わってきたり、ステージによって難易度も変わってくるところなんかは面白くできているところでもあったかとは思いました。









