どれみふぁみこん(・ω・)「ぽんきちの秘密基地」

ひっそりとプレイしたゲームを保管する場所だったりします。

尾崎直道のスーパーマスターズ

尾崎直道のスーパーマスターズ
セガから発売されたスポーツゲームです。
 
数々の難コースを攻略して賞金王を目指していくゴルフゲームです。
ジャンボ尾崎こと尾崎将司氏の弟、尾崎直道氏を起用したゴルフゲームとなっているみたいですね。
 

 
・ゲームはゴルフを題材としたスポーツゲームとなっています。
 
 
・ゲーム画面は3D視点となっています。
 
 
ゲームモードはトーナメントモードとプラクティスモードの2種類用意されています。
トーナメントモードでは各大会を戦い抜いて賞金王を目指すようになっています。
主人公に名前を付けることもできます。
各大会には順位に応じた賞金や優勝者には副賞としてクラブが贈呈されたりします。
また、主人公のパラメーターが上昇したりキャディーのランクが上がるとキャディーが変わったりします。
なお、トーナメントモードではパスワード方式でゲームを再開するようになっています。
ラクティスモードでは1人用、2人用、マッチプレー、プラクティスで遊べるようになっています。
3種類のコースから選ぶことができる他、風向きやレベルなど細かく設定して遊ぶことができます。
また、プレイヤーに名前を入力して遊ぶことも可能です。
 
 
コースに出る前に17本あるクラブの中から14本を選んで持ち歩くことができます。
 
 
・打つまでの流れとしては、「クラブの選択→スタンスの位置→打つ方向を決める→スイング」となっています。
スタンスの位置によってボールの軌道を変えたりします。
スイングに入ると画面右側に縦型のゲージが出ます。
ボタンを押すと白いカーソルが2個動きますので、それぞれの白いカーソルを狙った位置に止めるようになっています。
左の青色の部分が力配分で、右の緑色の部分がスピンに影響を与えるようになっていえ、選択したクラブによって緑色の幅の広さに違いがあります。
緑色のゲージ内にある白色の部分から上がバックスピンで、下がトップスピンとなっています。
なお、スピンゲージの緑色の範囲内に止めることができなかったときはダフってしまいます。
 
 
・プレイ中にキャディーにアドバイスを聞くことができたり、グリーン上の形状などを把握することが可能になっています。
また、スコアの確認もできます。
ボールの落ちた場所が悪いとアンプレアブルをして打ち直したりドロップすることもできたりします。
 
 

 
ゲームとしての難易度としては優しいほうではないでしょうか。
 
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
 
 
➀プレイ中にアドバイスをしてくれることがあります。
 
キャディーによって違いがあるとは思うのですが、コース上にバンカーや池などあるときはどの程度飛ばせばいいのか、という飛距離を教えてくれるときがあります。
 
カップまでの飛距離は表示されるのですが、障害となるものの飛距離はわからないので、打つ際に参考になることが多いです。
 
また、ブッシュに入ったときなどアンプレアブルにするかどうか勧めてくるときもあります。
 
ブッシュに入った位置によるかと思いますが、打って出られそうなときはアンプレアブルしないで打ったほうがいいときもあったので、判断が難しいところです。
 
このあたりの判断をキャディーと一緒に相談しながらプレーするところは面白かったです。
 
 
➁力MAXで打つ際にゲージを止めるときが少々厄介です。
 
力ゲージが一番上に到達したときはスイングを改めて再開するようになっているようでして、一番上のMAXのところで止めようとするとなかなか力配分を決めることができなくて何回もスイング始動のところから始めなくてはならないんですね。
 
「あれ!?押したはずだけど・・・。。」
 
と、こうなることが多くてなかなか力MAXでボールを飛ばすことが一番難しかったです。
 
で、ゴルフゲームあるあるかと思うのですが、このゲームでも残りヤード数によるクラブの自動選択やクラブによってどのぐらい飛ぶというのかはわかりません。
 
だいたい、この手のゴルフゲームをプレイする場合は力MAXの状態でどの程度ボールが飛ぶのか、というものを1つの目安としてプレイするのですが、なかなかそれをやるのが難しかったりしました。
 
ですので、プラクティスでクラブ1つずつを選択してどの程度飛ぶのか、という試し打ちなどしたりしたときもありました。
 
 
➂パッティングに関しては優しいほうではないでしょうか。
 
多少ずれているかな、と思っても入ることは多かったです。
 
パッティングに関しては力の配分によって入らない、ということの方が多かったです。
 
グリーン上の芝目に関しては複雑なものはないので、特に難しく考えなくても良かったですね。
 
逆に難しく考えすぎて、あさっての方向へと転がってしまうときがありましたが。。。
 
 
➃グリーン上に乗せるほうが難しいかと思いました。
 
グリーン周辺にはバンカーやラフが用意されていてグリーン上のカップは手前にあったりすることが多かった気がします。
 
バックスピンを強めにかけてグリーン上に落として止めるようにするとグリーン上から出てしまったり、カップまで遠い位置にボールが落ちることが多かったです。
 
また、グリーン手前で落として転がしてカップの位置に近いところに置きたいところなのですが、グリーン手前にはラフやバンカーがあるせいかラフに掴まってしまい転がらなかったり、バンカーに入ってしまったりと、グリーン周辺に関しては作り込まれている感じがしました。
 
そのためか、グリーン上に乗せるときは前もってグリーン上の芝目を確認したりカップの位置を確認することが重要でもあるゲームでした。
 
林越えや山越えなど極端なコースは多くはなく、フェアウェイをキープすることに関しては優しいほうかと思います。
 
トーナメントモードでは副賞がかかっているだけに落とせない試合が多くて、こういったところでの正確さがないと一気にスコアを落としてしまいます。
 
 
➄風の計算は風見鶏で確認しないといけません。
 
風の向きなどは風見鶏を見ないといけないようになっているようです。
 
数値化していないので、ちょっとわかりづらいです。
 
特にバックスピンをかけるときは風の影響をモロに受けてしまうわけですが、数値化していないのでどのぐらい曲がるのか、というのを計画を立てづらいです。
 
風が強いときは極端に曲がることが多くてなかなかグリーン上に乗せることが困難なことが多く、自信がないときはバックスピンを使わないで転がしてカップに近づけたほうがいいのか、というのも考えてプレイしないと被害が大きくなることもありました。
 
スコアを伸ばしたいとなると風見鶏を見てどのぐらい影響を受けるのか、というものに慣れないといけませんでした。
 
 
➅パスワード方式ですが。。。
 
このゲームのメインはトーナメントモードにあるかと思うのですが、トーナメントモードを再開するときはパスワードを控えないといけないようになっているようです。
 
で、そのパスワードなのですが、アルファベットの大文字と小文字と数字と+、-を使用するようになっているんですね。
 
数字と+、-はいいとして、アルファベットの大文字と小文字を混ぜて使用しているからか、控えるときに大文字であるか小文字であるかの違いを書きこまないと間違えることが多かったんですね。。。
 
例えば、「S」「s」とか「1」「l」「I」とか書き方によっては区別がつきにくくパッと見た目間違えやすいじゃないですか。
 
なので、区別しやすいように小文字にはカラーペンで罫線を引いたりなど区別しとくようにしていました。
 

 
ゲームとしては非常に良くできているかと思いました。
 
ボールを打つまでの流れなどを理解すれば誰でも気軽に遊びやすいゲームだとは思いました。
 
9番ホール後にはアレックスキッドやオパオパが登場してゲーム内を盛り上げてくれる演出もあるところは見ていて面白かったです(・ω・)
 
また、クラブによってバックスピンのかけやすさに違いがあったり、バックスピンをかける際もゲージを合わせるだけでできるのでやりやすいほうだと思います。
 
ゴルフゲームの難しいところは狙ったところに落とせるかどうかが重要かと思うのですが、その1つとしてバックスピンができるかどうかの割合が高いとも思うんですよ。
 
ディスクシステムのゴルフJAPANコースと比べると格段にバックスピンをかけやすいんですよね。
 
ところで、ジャンボ尾崎さんと言えばかなり有名な人で、3兄弟も有名になりましたね。
 
そんな中でもジャンボ尾崎さんは人気、実力共に飛び抜けていたわけですが、弟の直道さんはこの頃は兄貴があまりにも凄すぎたためか影に隠れてしまったかと思ってました。
 
このゲームってアーケード版の移植みたいなのですが、なぜ弟に変更したのだろうか、と気になってたことがあったんですね。
 
確か、このゲームが発売された頃は尾崎直道さんはまだ賞金王を取ったことがなかったと思いました。
 
で、こういうことを書くと失礼かとは思うのですが、「兄貴よりも実力、知名度共にまだない選手を起用してこのゲームは大丈夫なのかな。。。」という疑問があったのですが、プレイしてみると意外と面白くて全くもって大丈夫なほど良く出来ているゲームでもありました。
 
このゲームの最大のウリは、「尾崎直道というプロゴルファーがキャディーとなってアドバイスをもらいながら一緒にゴルフゲームを楽しめる」というのが最大のウリだったと思ってて、ゲームの出来も良かったのでそれなりに成功したと言えるのではないか、と思ってました。
 
 

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