ビースト・ウォリアーズ
日本テレネットから発売されたアクションゲームです。
機種:メガドライブ
龍を操作して世界チャンピオンを目指す新たなプロレス風のアクションゲームです。
・ゲームはクォータービューの格闘アクションゲームとなっています。
・遊べるモードは2種類用意されています。
「MATCH」「TOURNAMENT」で、MATCHは対戦用、TOURNAMENTは1人用で世界チャンピオンを目指す内容となっています。
TOURNAMENTモードでは扱う龍に名前を付けてあげることができます。
また、扱う龍の必殺技を2種類ある中から選ぶことができます。
・打撃系や、組み合ってからの投げ、締め技など様々な攻撃パターンがあります。
相手がダウンしたときの追加攻撃もあります。
また、リング周囲にはロープがあり、ロープを使った攻撃などもすることができます。
・PP、LP、SPというものが設定されています。
PPは攻撃力、LPはライフ、SPはキャラのスピードです。
戦闘中にライフの表示というものはなく、何度か攻撃を受けるとダウンしたときに起き上がる速度が遅くなっていきます。
・画面下に1PやCOMという表示の下に3つのランプが点灯されているものが表示されていますが、相手の攻撃を何度か受けていくことによってキャラがダウンしたときに悲鳴のようなもの鳴き声を出します。
そのときにランプの1つが赤色に変化します。
この3つのランプが全て赤色に点灯したほうが負けるようになっています。
・時間の経過と共に3つのランプの隣に”A”という表示が出ます。
”A”の表示が出ているときにCボタンを押すと必殺技が使用できます。
必殺技を使用すると”A”の文字は消えます。
・制限時間があります。
制限時間は7分で、制限時間内に決着がつかないときは赤いランプが点灯している方が多いほうが負けます。
TOURNAMENTモードのときはランプの点灯が同じ数だった場合はプレイヤー側が負けとなってしまいます。
・TOURNAMENTモードでは戦闘で勝利するとお金が手に入ります。
・TOURNAMENTモードではショップと合成というものが用意されています。
トレーニングはPP、LP、SPのどれかの数値を増やすことができるようになっています。
合成は最初はできないのですが、ストーリーの進行と共にできるようになるもので、戦闘で勝利した特定の相手と合成することによって新たなキャラに変身することができたりします。
合成するときには利用パスというものがないとできないようになっていて、このときに利用パスを買えるだけのお金を持っていない場合は出世払いで支払うようになります。
・TOURNAMENTモードでは、コンテニューがあります。
また、パスワードが表示されゲームを再開することができます。
ゲームはTOURNAMENTモードで遊んだ場合、少々高いかな、と思いました。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
➀どのアイテムを買うべきか、どのように育成していけばいいのか、というのに左右されるかと思いました。
最初のうちは相手も強くはないのでトレーニングなどするときに適当に割り当てていてもなんとかなるのですが、ダイクーン戦あたりからちょっと辛くなってきます。
また、コンテニューしたときはトレーニング後の状態で再開するので、トレーニング後の数値が気に入らない、トレーニング後の数値が原因で負けたからといってトレーニングから再開して数値をやり直したい、ということができないようになっているみたいなんですよね。
ですので、アイテム購入やトレーニングするときはPP、LP、SPのどれにしようか、というのは慎重に選ばないといけなかったです。
トレーニングは毎回戦闘する度にできるわけではないから、というのもあります。
➁最初に選択した必殺技、合成するキャラによっては戦闘が難しくなるときがありました。
初めに2種類の必殺技から選択できるのですが、マグナムダッシュのほうが使い勝手が良かったです。
というのも、フライングスクリューは組み合った状態からじゃないと出せないようでして、組んでいる状態だと相手も何か仕掛けてくることが多くて出せないときが多々ありました。
マグナムダッシュは相手を引き付けるようにして後退しながら出すとほとんど当たるので確率的に使いやすかったです。
また、合成するキャラはダイクーンと合成すると尻尾攻撃が当たらなくて苦戦したのですが、その後に勝手に合成するプログラーゼとの合成後に出るキャラが尻尾攻撃が当たりやすくなり、かなり使い勝手が良くなるのと見た目が白いドラゴンになっていてカッコイイので、個人的にはダイクーンと合成したほうが良かったです。
ただ、合成に関しては好みが分かれるところではあったとは思います。
➂バロウズMやフェデリコなど4足歩行のキャラに苦戦しました。
素早く動くせいか、パンチなどなかなか当てられないことが多かったです。
尻尾攻撃なんかまったく当てることができませんでした。
そして、4足歩行だからなのかわかりませんが組んだ状態からの攻撃を仕掛けることができなくて苦戦しました。
完全なハメではないのですが、コーナーポストを背中に向けて斜め下からパンチを連打するという作戦しか思いつかなかったです。
なんだか、スライムの形をしたアーロウも苦戦したキャラの1つでした。
ゲーム全体を見たときは、面白い点がいくつかあったのと悪い点がいくつかあったのがハッキリありました。
悪い点としては、ダウンしたときの起き上がり時間がちょっと長すぎる、かと思いました。
ボタン連打とかで速く起き上がることができないか、と試したのですが、変わらないようでした。
ですが、いろんなキャラクターが登場して面白かったです(・ω・)
ちょっと雰囲気はダークな感じかと思うのですが、登場するキャラに合っている感じでして、良かったです♪
また、育成できたり合成するシステムなんかも面白かったです。
ダッシュで攻撃するとかスピード感のあるものがあれば更に良かったのではないでしょうか。









