ESWAT
セガから発売されたアクションゲームです。
機種:メガドライブ
犯罪組織EYEと戦うためにESWATの隊員として戦いを繰り広げるアクションゲームです。
正式名称は"CYBER POLICE ESWAT"となっているみたいです。
ESWATと書いてイースワットと呼ぶようです。
・ゲームはサイドビューのアクションゲームとなっています。
・残機制で、ライフの概念があります。
制限時間はありません。
・ミッション1,2は生身の体で、ミッション3以降はNEW ICEというアーマーを装着した状態でゲームは進行していきます。
・十字キーの上+ジャンプボタンでハイジャンプできます。
・攻撃方法であるショットなどは上方向に向かって放つこともできます。
・アーマーを装着した状態のときに敵を倒したりするとアイテムを落としたりします。
取得すると使用できる武器の種類が増えます。
通常の攻撃も含めまして5種類用意されています。
・ライフ回復アイテムがやライフの上限を増やすアイテムもあります。
・BURNERというゲージが設定されています。
ジャンプしたときにもう1度ジャンプボタンを押すと背中からジェット噴射のようなものが出て空中に浮くことができます。
ホバリング中は上下左右自由に動くことができます。
BURNERゲージは時間の経過と共に回復します。
・コンテニューはありません。
ゲームの難易度としては、非常に高いと思いました。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
➀ホバリングの操作など慣れないと苦労します。
生身の肉体で戦うミッション1,2ではジャンプや銃で攻撃などのアクションで特に難しい要素はないです。
ミッション1,2では序章に過ぎず、このゲームはNEW ICEというアーマーを装着したときから始まるかと言ってもいいかもしれません。
アーマーを装着したときはアイテムを取得することによって様々な武器が使える他にホバリングができます。
特にホバリングはゲーム内では頻繁に使うこともあって重要な要素の1つです。
慣れないうちは焦ってしまい空中に浮いてしまったけどすぐに地面に落下してしまう、などするときがあったり、ホバリング中の移動スピードに慣れずに思った位置に主人公を止めることができない、などいろいろあるかと思います。
ですが、慣れるとこのホバリングが面白かったりするのもこのゲームの魅力の1つかと思いました。
➁武器を使い分けたほうが進行がスムーズに行きやすいです。
武器は最初に持っている「SHOT」を合わせると5種類になります。
それぞれのショットに特性があるので、状況を見て使い分ける必要もあります。
中には「FIRE」という特殊なものもあって、BURNERゲージ満タンのときに使用すると主人公の体が赤くなって回転するものもあります。
「FIRE」の場合は回転中は無敵状態みたいでして、火が出ているところに攻撃判定があるみたいで強力な技の1つになっているのですが、BURNERゲージがなくなると使い切ってしまい何度も使用できないようになっています。
「R.L」なんかは下の方に向かってロケットが飛んでいったりして下方向へいる敵に攻撃などするときなど便利だったりするので、他のと使い分けるとスムーズに行きやすいです。
➂最後に使用していた武器はミスしてしまうとなくなってしまいます。
通常の「SHOT」はミスしてもなくなることはないのですが、「SUPER」など使用しているときにミスしてしまうと、そのときに使用していたはずの「SUPER」がなくなってしまいます。
結構これは痛いです。
ライフを常にチェックしていて、「そろそろ危ないなぁ~」と思ったら「SHOT」に切り替えるなど工夫しないとゲームの進行が苦しくなってくることもあります。
➃ホバリング中でもショットが撃てます。
ホバリング中でショット撃ちはボス戦で使う機会が多いかと思います。
特にホバリングしながら「R.L」を放つなどすると効果的なボスもいたりしてほぼ無傷で倒すこともできたりします。
ただ、ホバリングをするためのボタンは初期設定ではCボタンに割り当てらていて、攻撃ボタンはBボタンに割り当てられています。
通常のコントローラーですと、ショット撃ちするためにCボタンを放してしまいがちになってしまうためにコンフィグでボタンの設定などしたほうが良いかとも思いました。
ジョイスティックなどあればCボタンを押しっぱなしにしながらBボタンを連打するということは容易にできるわけですが、通常のコントローラーだとなかなかやりづらいです。
個人的にはデフォルトの設定で、「親指でCボタンを押しっぱなしにしている状態で人差し指でBボタンを押す」という工夫はしたりしてました。
でなければ、コントローラー自体の持ち方を変えてしまい、「人差し指でBボタン、中指でCボタンを押す」という方法もありです。
コントローラーの持ち方は人それぞれかと思いますが、いずれにしても工夫はしないと通常のコントローラーでホバリング中にショット撃ちするのは苦労します。
➄コンテニューがありません。
コンテニューというものがないようでして、裏技扱いなのか、と思ってもないようです。。。
覚えゲー要素も強く、ステージ構成など把握していないと辛いステージが続くので、コンテニューしながら何度もやられて進む、という方法ができません。
ゲームオーバーになったら、また最初のミッション1からやりなおしというハードすぎる内容です。
一応、面セレクトがあるようなのですが、クリアしてからできる、という救済措置となっていない裏技があるんですけど。。。
➅無敵点滅時間はわりと少なめです。
ダメージを受けた際の無敵点滅時間は短いです。
というか、ほぼないに等しいです。
点滅時間が短いから、敵の弾を連続で受けることは多いです。
⑦個人的にはミッション5が一番苦労しました。
ミッション5はホバリングが中心となるステージで、赤い床などに落ちてしまうとダメージを喰らってしまったり空中に敵が浮遊していたりして、ホバリング中の操作に慣れていないと苦労するようになっているのと、様々な仕掛けが用意されていて初見プレイでは到底クリアは無理ではないか、という内容になっています。
最初このステージをプレイしたときは何度もミスしました、、、結構苦労したステージでして、逆に後のステージのほうが楽ではないか、と思うぐらい難しかった記憶が多いです。
個人的にはこのゲームをクリアできるかどうかは、このミッション5にかかっていると思うぐらい苦労したステージでもありました。
ミッション5はこのゲームの面白さが詰まっているステージでもあるかと思うのですが、攻略難易度は極めて高かったです。
独特なキャラ操作でゲーム内容は非常に面白いです。
アクションゲームの多くはジャンプの高さに制限があったりするのですが、このゲームでは空中を自由に移動できるというところのキャラの移動範囲が広いところも良かったです。
1つ難点を挙げるとすると、難しい難易度のゲームでありながら、難易度設定と残機設定しかできず、コンテニューがなかったところでしょうか。
コテコテのアクションゲームでもあり、残機がなくなっては何度涙を飲んだことかわからないゲームで、残機1つも無駄にできない、というのがこのゲームで感じたことでした。









