アネット再び
ウルフチームから発売されたアクションゲームです。
機種:メガCD
風の巫女であるアネットが突然襲ってきた超近代兵装軍ネグゼシスと戦うために戦いを繰り広げるアクションゲームです。
前作アーネスト・エバンスに続くシリーズ第3弾みたいです。
・ゲームはベルトスクロールのアクションゲームとなっています。
・ライフ制で残機はありません。
制限時間もありません。
・アネットの攻撃方法の1つとしてはエルヴィエントで使用していたブーメランは剣に代わっています。
・ステージ内にある像など、破壊できる物を破壊するとライフを回復するアイテムが出現します。
・魔法が使用できます。
ライフゲージの上にあるMPゲージが満タンになると魔法が使えるようになります。
魔法にはレベルがあります。
使用しない場合は今のレベルの最大値まで溜まり続けます。
・コンテニューがあります。
制限はないようです。
ゲームの難易度としては、コンテニューが何回もできるようなので、何度もプレイして挑戦すればいつかはクリアできるであろう、という感じのゲームではあるかと思うのですが、いくつか厄介な敵がいたり、ボスはパターンを掴んでいないと倒すのが困難な者もいるので、覚えゲー要素は強く、このあたりの難易度としては難しめではないか、とも思いました。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
➀アネットの攻撃で吹っ飛ばした敵がいつまで経っても来ないことが多いです。
ベルトスクロールのゲームってジャンプ攻撃したり敵に最後の一撃とか与えると画面端まで吹っ飛ぶことって多いかと思うんです。
で、このゲームなのですが、吹っ飛んだはずの敵がいつまで経ってもアネットがいる画面内に来ないことがあるんですよ。
大概のベルトスクロールのゲームは吹っ飛んだ敵はまた画面内に入るようにして来ることが多いかと思うんですが、なぜかこんな状況になることがあったりするんです。
で、ベルトスクロールのゲームの場合は、一定数の敵を倒すなどして条件を満たさないと次のシーンである画面へとスクロールしないようになっているはずなんですね。
敵のライフが表示されるところにエネミーマークという敵の顔など表示されるところがあったりするんですが、ここには敵の表示がされていたりして、もしかして、と思い魔法を使用してみると「ギャー」とかの敵が倒されたであろう悲鳴が聞こえてくるんですよ。。。
で、先に進めたりするんです。。。
ちなみに、少し待っていると吹っ飛ばされた敵が画面内に来ることもあったりもするんですが、画面内に戻ってくるまで長すぎます。。。。
このあたりのゲームとしての完成度は良くないです。。。
➁MPゲージを溜める時間が長いです。。。
エルヴィエントと違いアネットの育成などしなくても魔法はMPのゲージさえ溜めれば最大のレベルであるドラゴンまで使うことが可能だったりはするんですよね。
ですが、最大のレベルであるドラゴンを使用しようとすると結構待たなくてはならないんです。
魔法はレベルによって与えるダメージ量などに影響を与えることもあって、画面内、または画面内にいない??敵でもダメージを与えたりすることができたりして便利なので何度も使用したいところなのですけど、レベル3以上の魔法はわざと画面をスクロールさなせないなどして待ったしりて時間稼ぎをしないとなかなか頻繁に使えることはなかったです。
エルヴィエントで経験値という概念を導入していたのに、なぜこのゲームにはなかったのか、とも思いました。
アネットの成長と共に、MPゲージの溜まるスピードが速くなるなど工夫が欲しかったところでした。
➂ロボット兵がかなり厄介です。
遺跡のあるシーンあたりから、ロボット軍団と戦うことになるのですが、白いロボットが非常に厄介なんですよ。
クルクルと回っているときは攻撃を受け付けないようでして、アネット目掛けて追いかけてくるのですよね。
こやつが数体登場して囲まれるとかなり厄介でした。
➃普通に敵にハメられます。。。
起き上がり時に敵に攻撃を合わせられるとダメージを喰らってしまうことが多いです。
これが画面端だったり、背中に置物がある場所だったりすると普通にハメられてしまい一気にライフが減らされてしまい終わってしまいます。。。
特に一番最初のステージに登場する大剣を持った大きいボスが最も怖いです。
剣の長さのリーチもさることながら、一発攻撃を受けるとダウンしているところに重なるようにして近づき、ハメられます。。。
何度このボスにハメられたことか・・・。。。。
ダッシュ中にCボタンでサイクロンブレードという技が出せるのですが、ラインなどずれていてこれが決まらなかったときはハメられてやられる、ということが多くて、1面のボスが最も最強の攻撃力とハメ攻撃を持っていて苦労した記憶が多いです。
ゲームとしては出来の悪いところが目立ってしまい、快適にプレイできる要素が少なかったです。
ベルトスクロールアクションのウリの1つってスピーディーな攻撃や爽快感のあるアクションがウリの1つだとは思っていたんですね。
当時はベルトスクロールアクションって流行っていた時期だとは思っていたのですが、これに便乗する形だったのかは定かではないのですが、ちょっと出来が悪かったです。
これを初めてプレイしたときはあまりにも酷い出来だったのを覚えていまして、アニメーションだけ見ればいいかな、とか思っちゃったぐらいですし。
なんだか、BGMも使い回しなところが多いです、ラスボスのBGMは1面のBGMと同じという、、、手抜きだろコレ、、、とか思いましたが。。。(汗)
しかも遺跡の面での出来事で、ボスを倒したときのアニメーションが流れるのですが、ゲーム内は遺跡内なのにアニメーションでは周囲の背景は林の中という、テレポートでもしたのか、という謎の背景(ノ゚ω゚)ノだったりとなんだかわけわからないところが多かったです(・ω・)
雑魚敵の行動パターンが豊富なのとボスキャラはパターンをある程度構築しないと倒せないことから、このようなところは良い点でもありましたし、こういう形であれば普通にサイドビューのゲームとして、そして、エルヴィエントと同じ形で良かったのではないか、とも思ったりしたんですが。
何気にエルヴィエントの頃から話の内容が気になっていた1つのゲームでもあって、続編というものの話の流れが気になっていただけに残念なところはありました。











