アーネスト・エバンス
ウルフチームから発売されたアクションゲームです。
機種:メガCD
考古学者でもありベテランの探検家でもあるアーネスト・エバンスが戦いを繰り広げるアクションゲームです。
エルヴィエントの数年前を舞台にした内容みたいでして、シリーズ化したゲームの第2弾みたいです。
・ゲームはサイドビューのアクションゲームです。
・ライフ制で残機はありません。
制限時間もありません。
・アーネストの基本攻撃は鞭で攻撃します。
・木の枝などに鞭を振ると鞭を引っ掛けることができます。
鞭を引っ掛けた状態でジャンプボタンを押すと遠くへジャンプすることができます。
・アーネストの動作にはいくつか特殊な操作があります。
十字キーの下ボタンを押すとしゃがみます。
しゃがんだ状態でさらに十字キーの下ボタンを押すと体を伏せます。
なお、体を伏せている状態でジャンプボタンを押すと前転をします。
壁をよじ登ったりすることもできます。
・道中には他の武器が落ちていて取得することによってサブウェポンとして使用することができます。
使用回数に制限があります。
・肉、リンゴ、赤い薬を取るとライフが回復します。
・ライフは次のステージに持ち越すようになっています。
コンテニューした場合は通常の2目盛りの状態から再開します。
・コンテニューに制限があります。
ゲームの難易度としては若干高めでしょうか、ライフ制ではあるものの、いくつか難易度を上げていると思われる要因があったりもします。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
➀主人公の操作に癖があるので慣れないとどうしようもなかったりもします。
主人公の立ち位置と言いましょうか、通常の立っている状態、しゃがんだ状態、伏せている状態と3種類あって、ステージ内の構成によって使い分ける必要性があります。
もちろん、移動するときはジャンプしたりできる通常の立っている位置でプレイすることが多いわけですが、狭い通路内など通過するときはしゃがんだ状態などにしないといけなかったりするのですが、通常の立っている状態に戻すときは自分でキー入力をして戻さないといけなかったりするので手間がかかるのと、そのぶんの動作が遅くなることが多いです。
まず、この3つの位置関係を把握するのと主人公の動きに慣れることが先決だったりもします。
➁主人公の通常攻撃である鞭の攻撃範囲が広いです。
鞭は正面に振るのと頭上に振る2種類あります。
ジャンプしたりして真下に鞭を振ることはできませんが、鞭の攻撃範囲は鞭を振りかぶったときの体の後ろ側にも判定があるので、背後に敵がいても攻撃が当たったりします。
わりと鞭の振るスピードも速めだったりして、攻撃を連続で当てるのにも特出しているので、道中で出るサブウェポンを使うよりも優れているかとは思いました。
トゲの付いた棍棒は強力なので耐久力のある敵には使い勝手は良かったですが、石ころはいらなかったです。。。
➂ダメージを受けた際の無敵点滅時間がないです。
エルヴィエントでもダメージを受けた際の無敵点滅時間がなかったと思ったのですが、このゲームにないです。
で、エルヴィエントと比べた際にこのゲームでは不利なことが多いです。
エルヴィエントよりも機敏に動けないというのもあるからか、トゲ地帯に落ちたときなど立て続けにダメージを受けたときに一気にライフが持っていかれることが多いです。
あと、敵に接触したときに主人公が後ろに下がるなどのノックバックがないときもあって、敵と重なってしまうことが多いことから、敵と重なったときはかなりのダメージ量を受けたりするのも原因の1つだとは思います。
主人公のキャラが大きいからか、敵と重なってしまうことは多いです。
ノックバックがあれば、また難易度というものは下がるかと思いますが、このあたりのゲーム制は良くないです。
➃ライフを回復できるアイテムは隠れているところにあることが多いです。
肉やリンゴなどライフが回復したりして、回復量が多いときはスタート時点の2目盛り分よりも多くなることがあったりして有利に進めることができたりします。
ですが、見た目では壁になっていたりするところを通過したり、また、通常のジャンプでは届かないところに置いてあったりと、わかりにくいところにあることが多いです。
また、帽子が置いてあったりして、取得すると頭に被って鞭がパワーアップするようです。
まるで帽子を被った様子はインディージョーンズですが(・ω・)
ユニークなアイテムなのですが、ペルーステージでしか見つけることはできませんでした。
なかなか独特な操作性で面白い要素があるのですが、立て続けにダメージを受けてしまうことによって多大なる被害へと繋がってしまうなど、不完全なところも目立つところはあったかと思いました。
このあたりが解消されれば、遊びやすくなってまた違うのかな、とも思いました。
ところで、このゲームを初めてプレイしたときは、主人公がグニャグニャと動いたりするので、気持ち悪ささえ感じました。
ですが、この動作が妙にリアルだったりするんですよ。
ほふく前進するときの動きだったりなど妙にリアルで、敵がいないときなど動作させてみては遊んだこともありました。
なかなか他のアクションゲームにはないものを取り入れているので、また趣向の違ったゲームで遊びたいときに遊んだりするとより面白いかと思います。











