エル・ヴィエント
ウルフチームから発売されたアクションゲームです。
機種:メガドライブ
邪神ハスターの復活を企む邪教団に立ち向かうために一人の少女アネットが戦いに挑むアクションゲームです。
・ゲームはサイドビューのアクションゲームです。
・ライフ制で、残機はありません。
制限時間はありません。
・アネットの攻撃方法はブーメランで攻撃します。
・魔法が使えます。
魔法は数種類用意されていて、ステージ内に落ちていたりする物を取得したりすると新たな魔法が使えたりします。
各魔法にはMPが設定されていて、使用すると減ります。
減ったMPは時間の経過と共に回復します。
・経験値の概念があります。
一定数溜めるとアネットのHPの上限が上昇します。
・コンテニューがあります。
使用回数に制限があります。
ゲームの難易度としては、何回かプレイすればクリアできるレベル帯ではないでしょうか。
難しい地帯もあったりはしますが、魔法を駆使して行けばなんとかなる感じではあります。
アクションゲームとしての難易度としては、特に高くはないかと思います。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
➀敵を倒したときの演出が派手です。
車に乗っている敵や爆発物を破壊したときなどのグラフィックが主人公が隠れてしまうほど大きく、ちょっと驚きます。
最初の頃はこの演出がうっとおしかったりもしたのですが、慣れてくると意外とこの演出が爽快な感覚さえ感じるほどになっていました。
何気に不思議でした。。。
➁攻略するために経験値が重要な1つの要素でもあるかとも思いました。
スコアと同じようなもので、敵を倒すと経験値は加算される仕組みになっているみたいです。
HPの上限が大きければ楽になるので、経験値を溜めて強化していくのが攻略するために不可欠要素の1つでもあるかと思いました。
で、経験値稼ぎとかしなくてはならないのか、と言えばそうでもなかったりして、普通にステージ内に出現する敵を倒して行けば経験値は溜まっていくので、特に経験値稼ぎとかする必要もなかったりもします。
スコアとは違うからか、コンテニューした際にリセットされず再開するので特にこのあたりに関しては気にする必要はなかったです。
➂魔法を使って進むのも攻略するための1つの要素ではないかとも思いました。
魔法を使って取れないところにあるアイテムを取ったり、通常では壊せない位置にあるブロックを壊したりと、魔法の種類によって使い分けると効果的だったりします。
また、魔法にはMPが設定されていて使いたい魔法によって使うときにチャージしたりしなくてはならないのですが、そのチャージする時間はさほど長くもなくストレスを感じることは少ないのと、ほぼ隙がない状況で次に使える魔法が選択できたりもするので、使い勝手は良かったです。
➃敵の中では黄色いコウモリみたいな敵が一番厄介でした。
この黄色いコウモリみたいな者は早めに倒さないとアネットをどこまでも追いかけてくる&アネットの周囲をうろついていてダメージを与えたりします。
受けるダメージは少なかったりもするのですが、ワサワサといつまでしつこく迫ってくるので、非常に厄介です。
というのも、アネットには敵のダメージを受けた際の無敵点滅時間がないようでして、立て続けにダメージを受けてしまい、戦い方によっては瀕死になることもあったりします。
このあたりの行動などは頭を使うところだとは思いました。
➄トゲがあるところに落ちても大丈夫です。
アクションゲームあるあるかと思うのですが、ライフ制だけどトゲがあるところに落ちると一撃でミス扱いとなるゲームもあったりします。
ですが、このゲームではトゲがあるところに落ちてもミス扱いとならず、ライフが減る仕様になっています。
トゲ地帯はわりかし多めに登場するので、この仕様は優しいです。
また、イルカに乗るシーンがあったりもしてイルカから落ちてしまったときもライフが減るだけだったりもします。
回転するバーが3つあるところもあったりして落ちると下には何もないところがあったりして、他のゲームではこういったパターンの場合は一撃でミス扱いとなることが一般的だと思うのですが、このゲームではアネットが扉みたいなところから再出現してミス扱いとなることがなく再び再挑戦することができたりするようになっているんですね。
こういったところは結構優しいところは多いです。
➅ある程度のゴリ押しプレイは可能でした。
ステージ内にいる雑魚に関しては無理して倒さなくても進めることもあったりもしました。
ですが、経験値の兼ね合いがあるので、できる限り倒すのが得策であろうかと思います。
倒す場合は戦う場所が悪いと不利になることもあってどのように倒したらいいのか、ということろは考えなくてはならいです。
ボスに関しては魔法を駆使しながら、通常攻撃のブーメランを連発して投げ込んでいれば苦労することもないときもあったりするので、特別難しいところはなかったりもするのですが、残りライフが少ないとどうしようもなかったりするときもありました。
ライフの上限を増やすことができるので、丁寧に敵を倒して行き楽に進めるというのがこのゲームの1つの攻略ではないでしょうか。
ライフさえあればなんとかなるゲームではあります。
ゲームとしては良くできているかと思います。
アネットの動作が細かい動きをしたり、魔法を使用できることから幅広いプレイができるので面白かったです。
また、ビジュアルシーンが挿入されていたりとストーリー内容を把握しやすいようになっていたのも好感が持てます。
敵キャラもユニークな者が多く、BGMについては聴きごたえのもあるものもあって個人的には好きなゲームの1つです(・ω・)
スコアではなくて、経験値という概念を持たせることによって、敵を倒していき主人公が強化するという楽しみがあって、これもこのゲームの魅力の1つではなかったでしょうか。











