岡本綾子のマッチプレイゴルフ
機種:SG1000(SC3000)
・ゲーム画面は3D画面です。
・ゲームモードは「岡本タイP1」「P1タイP2」の2種類あります。
「岡本タイP1」は岡本綾子プロと対戦することができます。
岡本綾子プロはコンピューターが操作します。
「P1タイP2」は対人戦になっています。
どちらのモードにも「マッチプレイ」と「ストロークプレイ」があります。
・画面右側にはコース全体図やスコアなど必要な情報が表示されています。
・クラブの種類は、W1、W3、W4、I3、I4、I5、I6、I7、I8、I9、P.W、S.W、P.Tです。
・スイングという項目があり、選んだスイングによってスイングするときのグラフィックが変化したりボールの飛距離が変化します。
4種類あります。
・ホウコウという項目があり、白い矢印を移動させて位置を決めるとボールの飛ぶ方向を決めることができます。
・ショットボタンを押すとスイングをし始めます。
スイングの動作中に一瞬止まると画面右側に「インパクトガイド」というものが表示されます。
青い矢印が左から右に向かって移動するときにタイミング良くボタンを押すと矢印が止まり、その位置によってショットの内容が変化します。
緑色がスライス、黄色がフック、青色がほぼ真っすぐにボールが飛びます。
赤色に止めた場合はダフッてしまうか、空振りになってしまいます。
パッティングに関してもほぼ同じです。
・レベルというものを設定することができます。
レベルによってハンデや飛距離、インパクトガイドの青い矢印の移動スピードが変化します。
ゴルフゲームってコースによって難易度というものが左右されるかと思います。
このゲームのコースそのものの難易度としては高くはないです。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
➀インパクトガイドの青い矢印を止めるのに慣れないと苦労するかと思います。
どうやらレベルによってインパクトガイドの青い矢印の移動スピードが速くなったりするようなのですが、「ハンデなし」とかでプレイすると速すぎてまともに止めることが困難です。。。
最初のうちはアマ、慣れてきてもアマ、、、という感じのほうが良いかと思います。
セミプロでも速いですね。。。
矢印が動き出すのを見計らってから止めようとするとインパクトガイドの青色の範囲内に収めるのが困難なんですよ。。。
一応止めるコツとしては、スイングしている選手の動作を見ながら同時にインパクトガイドの方を見る、という高度なテクニック!?を駆使すれば止めやすいです。
➁ボールが曲がりやすいです。
コース上には風があったりもするのですが、風の影響でボールの落ちる位置が変化しやすいのはわかるのですが、インパクトガイドの緑色の部分や黄色の部分に合わせたときに極端にコースの左側、右側へと飛んでいってしまいO.Bや林の中などに飛ぶことが多かったです。
結論から言いますと、インパクトガイドは青色の部分にだけ合わせればいいのではないか、、、とも思いました。
そもそも、コース上に大きな林や山などボールを曲げてまで飛ばすようなコースはなかったと思ったので意味がない気がします。
➂グリーン上の起伏がわかりません。
どうやら、グリーン上には起伏があるようでして「これ入るだろ」と思っても止まってしまうことや逆のパターンもありました。
そもそも、パッティングの際の力の配分を決めることができないようでして、打つ方向もインパクトガイドで決めるような感じでして、微調整がしづらいです。
岡本綾子プロは短いパットを軽々決めるのですが、逆にこちらは外してしまい負けてしまう、なんてことも多々ありました。
➃コースそのものは難しいところはないです。
フェアウェイも広くグリーン周囲にあるバンカーもあっても2つとかそんな感じなので、嫌らしさはないです。
2番ホールにフェアウェイ上に池があるぐらいでしょうか、ウォーターハザードになることもほとんどなく、障害となるものはほとんどないです。
インパクトガイド上で動く青い矢印さえ上手く止めることさえできれば、実は簡単だったりもします。
➄やっぱり岡本綾子は凄かった(・ω・)
意外とミスしてフェアウェイ上から外すことも多かったりする岡本プロなのですが、無理しないで堅実にフェアウェイに戻してきたりとなかなか堅実なプレーをしてきたりするんですね。
対戦していると付け入る隙があったりするのですが、急にチップインイーグルを決めてきたりと、「えっ!凄いな」とか思うことがしばしばあります。
岡本綾子健在(・ω・)と言ったゲームでしょうか。
やっぱり古いゴルフゲームですので、変化に乏しい面は致し方ないところだとは思います。
特にグリーン上のグラフィックが毎回同じだったりするんですね。
BGMもタイトル画面と次のコースに行くときにちょっと入るぐらいでして、寂しい気もしたりしますが、ゴルフはメンタルスポーツでもあるかと思うのですプレー中にBGMがなくても、なんら違和感はなかったです。
風があるときは風の音だけ鳴ったりと、逆に自然な感じを演出してたのかもしれません。
スポーツ界で有名な人を起用したゲームって当時はいろいろとあったかと思いましたが、対戦するっていうゲームは珍しかったと思いました。
岡本綾子って、当時は凄腕のプロゴルファーで人気もあったかと思いました。
やはり、こういう対戦型は良かったとは思いました。







