ファンタシースターⅡ 還らざる時の終わりに
セガから発売されたロールプレイングゲームです。
機種:メガドライブ
バイオモンスターが発生して人々を苦しめる中、1人の青年が異変の謎を究明すべく冒険に旅立つ、という内容みたいです。
ファンタシースターシリーズの2作目となっているようですね。
Ⅱでは前作から1000年後という舞台になっているようです。
・ゲーム画面はフィールド、ダンジョン共にトップビュー画面になりました。
・主人公に名前をつけることが可能です。
つけなかった場合はデフォルトでユーシスという名前になるようです。
同じく登場する仲間にも名前をつけることが可能となっています。
・HPの回復や移動などの補助的な役割を果たす魔法による表示はテクニックというものに変更になりました。
残量などの表示もTPというものに変わりました。
・仲間の並びを変更できるようになりました。
・アイテムの持てる数が多くなりました。
・装備できる箇所が増えました。
頭、右手、左手、体、足となります。
・ステータスが増えました。
体力、精神力、素早さ、幸運、器用さ、攻撃力、守備力などです。
・登場する仲間が増えました。
主人公以外で数えると全部で7人になります。
戦闘で使用できるキャラは4人までなので、主人公の家でパーティー編成することが可能となっています。
主人公とネイはパーティーから外すことができないようです。
・お店は武器屋、防具屋、道具屋があります。
売りたい物があれば道具屋でお金に換金します。
・病院で回復などできます。
回復する場合は前作では個別に対応していましたが、今作ではパーティー全体に対応しているようです。
・クローン・ラボ、データメモリーがあります。
クローン・ラボでは仲間の再生、データメモリーではセーブデータを残します。
前作では教会がその役割を果たしていたかと思いましたが、今作では分業されているようです。
なお、次のレベルに必要な経験値はデータメモリーで教えてくれます。
・テレポートサービスがあります。
一度行ったことがある町へとテレポートしてくれます。
移動系でリューカーというテクニックがあるのですが、こちらは一度セーブしたところに戻るようになっています。
・基本的にセーブはデータメモリーで行います。
ビジフォンというアイテムがあればどこでもセーブが可能となります。
・戦闘はオート戦闘になっています。
HPとTPの下には「さくせん」で命令したマークが表示されます。
基本的にはこの表示させたマークの行動に従って戦闘を行います。
アイテムコマンドで回復アイテムなど使い終わったときは通常攻撃になるようです。
別な行動を指示するためにBボタンでキャンセルして新たに指示を出す必要があります。
・戦闘中に全てのキャラクターのHPがゼロになったときはゲームオーバーとなります。
ゲームの難易度は高いほうではないでしょうか。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
➀雑魚敵が強いです。
雑魚敵が強いために何レベルか上げてからダンジョンに挑まないとダンジョン攻略など難しいです。
レベルは上がりやすいほうかと思いますが、レベルが上がったときの敵に与えるダメージ量が多いとも思えないところはあります。
ですので、お金を貯めて装備品を強化していかないとなかなか先に進むのが難しいです。
基本的にお店で売っている装備品を揃えるぐらいであれば、周囲にいる雑魚敵とまともに戦うだけの地力はつくゲームでもあるために、装備品を揃えるぐらいの気持ちでプレイしていればあまりレベルを気にすることは少ないかと思います。
➁ダンジョン内が難しいです。
今作からダンジョンは2D視点になったということで簡単かと思われがちかと思いますが、全くもってそんなことはありませんでした。
逆に難しいぐらいです。
結構ダンジョン内での構造が複雑化していて、迷うように作られているところが多いです。
ダンジョンによっては上と下の階層を行き来するためのシューターが設置されているところがあるのですが、どちらが上か下に行くものなのかよ~く見ないと見分けがつきにくいものがあります。
さらに、ダンジョン内にはダメージ床が豊富に設置されているところもあって、ダンジョン奥深くに行くのにテクニックを使用した回復だけでは足りないことが多いです。
戦闘で受けるダメージ量もあるので尚更です。
ダンジョン攻略には何度か出入りしたりアイテムを駆使したりなどしないと、なかなか攻略するのはキツイゲームです。
➂仲間が多いためにいろんなパーティー構成できる楽しみはあるかと思います。
中盤まではネイがいるので外せないようになっています。
ストーリー上重要なキャラでもあるためか、このようになっているんでしょうね。
どのキャラで構成するのか好みが分かれるところかと思いますが、個人的にはルドガー、アーミア、アンヌが安定しているのではないか、とも思いました。
いろんなテクニック、特に回復系が多く使えるアンヌは終始パーティーには入れてはいましたね。
➃戦闘の状況をよく見てないと全滅することもあります。
オート戦闘なので仕方がないところではあります。
雑魚敵に関しては楽に戦闘できるところは多いのですが、ラスボス戦などは細かく命令しないとどうしようもないので、逆に面倒なところだとも思いました。
うっかりして全滅することもありますし。。。
➄エンカウント率は高くもなく低くもない感じかと思いました。
何回も戦闘してレベルを上げないとどうしようもないゲームでもあるために、これ以上エンカウント率が低いと逆にストレスを感じますね。
個人的にはこれぐらいがちょうど良い感じでもありました。
2DRPGの中では難易度は高いほうですね。
ですが、じっくりと時間をかけてキャラを育てればクリアできるゲームでもあります。
アイテムや装備品など豊富になったのでさらに面白くなりました。
ストーリーも丁寧に作られていて、魅力ある作品に仕上がっています。
ネイだけどうしてこんなにレベルが上がる速度が速いんだろ、、、とか不思議に思ってましたし、途中で意外な展開が待ち受けてたりなど結構ゲーム内に引き込まれる要素は多かったです。
Ⅱも前作どうようBGMに関しては秀逸で聴きごたえのあるものが多いです(・ω・)









