MOTHER 必勝攻略法
双葉社から発売された本です。
機種:ファミコン
地球の危機を救うための攻略本です。
・本については、「ストーリー&キャラクター紹介」「ゲームの基本情報」「PSI&グッズカタログ」「お店&施設の情報」「攻略編」となっています。
基本情報では各コマンドの内容や戦闘について、お店&施設の情報は他のゲームにはない方法でのセーブの仕方やデパート、ホテル、病院などの施設について、攻略編にではストーリーを進みやすい順番に記載してあります。
この本を読んでみて、気になるところや感じたところをピックアップしてみました。
➀ややアイテムリストが見づらい感じはしました。
武器、防具、回復などの購入できるアイテムについてなのですが、お金の表示が文章の最後にところに記載されているので、ちょっとした戸惑いを感じるのとやや探しづらさはありました。
RPG系の攻略本の多くは、こういった装備品などのアイテム系は一覧表になっているものが多いと思います。
アイテムのイラスト付きで掲載されているのもあってか、ちょっと独特な感じはしました。
ただ、装備できるキャラや値段など同じ位置に記載されているので、わかっていればすぐに見つけることはできます。
➁敵キャラの情報は攻略編のところにあります。
敵キャラの情報はどこかのページにまとめて載せているタイプではなくて、攻略編の各地域ごとの冒頭に掲載している形を取っています。
例えば、マイホーム内部では「ねずみ」「でんきスタンド」、マイホーム→マザーズディ周辺では「おじさん」「おにいさん」「ムカデ」「スネーク」といった感じです。
序盤ではあまり感じないかと思いますが、ゲームを進めていくと雑魚敵といえど強く感じるゲームでもありますし、各エリアの区切りがどこにあるのかとかわかっていないといきなり強敵が現れてやられてしまうこともあるので、こういったものは各エリアごとに分かれて掲載していると見やすいところではありました。
ゲームを進んでしまうと必要ないかとは思いますが、どこのエリアにどの敵が出現したのかとか後で調べるときは探しやすいですね。
➂自分でチェックするようになっています。
攻略編には「冒険の記録」というところに重要な項目が記載されていてチェックできるようになっています。
また、チェックしなくてもここでやるべきことが簡単に箇条書きのように書き出しているので、町の構造や細かい説明などを見なくてもわかっているのであればここの項目だけ参考にすればいいようになっています。
➃キャラデザインの裏話が掲載されています。
このゲームをデザインした糸井重里さんが掲載されているページがあります。
ダンカン工場の番をしている犬やパンくずシステムがお気に入りらしいです。
確かに、パンくずシステムは斬新でしたね。
パンを使うとパンくずになって、さらにそれを使うとパンを使った場所に戻ることができるので重宝しました。
ところで、このインタビュー時ではケイアミューズメントリースの「甲子園」にハマっていたそうです。
➄全てのことが記載されていません。
この本で記載されていることは、ハロウィーンの町の幽霊屋敷のところあたりまでしか記載されていません。
このゲームはまだまだ先があるゲームなのですが、この本での攻略についてはここまでとなっています。
本については、各町の情報や宝箱の中身や各町の繋がりなど見やすいようになっているのでとりわけ困ることは少ないかと思います。
自由度の高いゲームでもありますし、攻略しやすい順番になっているところも良いと思います。
また、ところどころに建物などの写真が掲載されていたり、主人公達や敵キャラなど人形で掲載しているところは見ていて楽しいところだと思います。
全79ページです。









