リサの妖精伝説
コナミから発売されたアドベンチャーゲームです。
当時、人気のあった立花理佐さんを題材としたゲームみたいです。
熱狂的なファンである"あなた"と立花理佐はコンサート中に突然消えてしまいました。
・ゲームはコマンド選択式のアドベンチャーゲームです。
・主人公は"あなた"ですので、任意に名前を入力して遊ぶことができます。
・コマンドは「みる」「はなす」「とる」などコマンド選択式のアドベンチャーゲームによくあるもので、特に特殊なものはないかと思います。
場所の移動は「いどう」を選択することによって可能です。
・ゲームのセーブ方法はスタートボタンを押すことによって可能なようです。
・ゲーム内は章仕立てになっていまして、4章構成になっています。
プロローグやエピローグなどもあります。
・理佐と会話すると、理佐の顔アイコンが表示されます。
状況によって表情が変化するようになっているようです。
ゲームの難易度としては、少々難しいほうでしょうか。
遊んでみて感じたことをまとめてみました。
①ゲームオーバーがあります。
フラグ進行そのものは難しくはないのですが、ゲームオーバーがあります。
普通に間違った選択肢を選んだからゲームオーバーになるとかではなくて、例えば1章に登場する大ネズミが現れたときに、前もってどこかに仕掛けをするといったことなどしないと大ネズミを倒せない、という感じなっていて、その仕掛けもどこにあるのかわかりづらい、というのもあります。
一応ヒントらしきものは見つけることができるのですが、そこまでの経緯をある程度考えたり、発想するなど一筋縄ではいかないところもあります。
②ぶらーくの館の奥にはカエルがいます。
このカエルですが、最初は何を言っているのかわかりませんでした。
「お願い!呪文を!」とかいろんなことを言うのですが、肝心の呪文を唱えるにはどうすればいいのか、というのがわからないのと、移動コマンドでどこにも行けない状態で一体どうやってゲームを進行したらいいのか、というのを攻略本を見るまでわからなかったことがありました。
ファミコンならではの進行方法があるとは気が付かなかったですね。。。
③フラグ進行においては難しくないかと思いました。
というのも、移動する際に「いどう」コマンドで表示されるときに他に行けそうな場所が表示されますが、「そちらにはいけません」と表示されるようになっていて、もう用がなくなったところには行けない、というか行かなくても済むようになっている感じなんですね。
意外とこのあたりはスムーズにゲームを進行することが可能なゲームだとは思いました。
④立花理佐さんという方をあまり知らなかったですけど、楽しめました(・ω・)
ゲーム内がメルヘンチックになっている感じです。
童話に登場したキャラなどが話の内容に盛り込まれています。
マッチ売りの少女が登場したり、白雪姫の感じの流れだったりと、このあたりはわかりやすく立花理佐さんという方をあまり詳しくはなかったのですが、話の流れとして面白くて感情移入しやすかったです。
ジャックと豆の木のような流れのところもあるのですが、エレベーターが登場するなど現代の物と融合しているところもあって、なかなかユニークな内容で面白いと思いました。
ゲームを総合して見た場合、それなりに遊べるゲームだと思いました。
セーブもいつでもできるようですし、ゲームの読み込みも次の章に移行する際だけだったりと、快適にプレイできる環境は整っているかと思いました。
ほどよいところにゲームオーバーが用意されているので、単調なゲームにもなるところはないかと思います。
なんだか、マッチを使うと妖精が出てきて、謎の電話番号を教えてくれたりするのですが、理佐のホットラインというものが用意されていてゲームのみに留まらずファン心をくすぐる内容でもあったのかとは思いました。
ファンを対象しているところはあったかと思うのですが、話の流れが掴みやすくなっているので、個人的にはよく出来ているゲームだとも思いました。











