HAL研究所から発売されたアクションアクションパズルゲームです。
大王エッガーに捕らわれたララを救出すべくエッガーランドを攻略していくという内容みたいです。
ゲーム画面はトップビューの1画面方式でして、各画面ごとにハートフレーマーというハートマークの物を取ると宝箱が開き次の部屋に行けるアイテムだったり鍵が出るので、それを取ると閉まっている扉が開いて新たな部屋へと行けるルールとなっています。
・残機制です。
・エメラルドフレーマーという緑色の箱を動かすことができます。
基本的には押すことはできますが、引くことはできません。
部屋によっては磁石のようなアイテムが出るときがあるのですが、そのときだけは引くことができるようです。
・画面内には様々な敵が登場します。
中には攻撃を受けるとミス扱いになるなどあったりするのですが、危害を加えない者やハートフレーマーを取ると動き出す者など様々です。
・主人公であるロロはハートフレーマーを取るとエッガーショットというものを放つことができるときがあります。
敵に放つと卵になります。
卵は動かしたりすることができます。時間と共に殻を破って中から出てきます。
殻を破る前にもう1度エッガーショットを放つと敵が吹っ飛んでいき、一定時間画面内から姿を消します。
姿を消した敵はある程度時間が経過すると初期位置に再出現します。
卵は川に流すこともできて、ロロはこれに乗って移動することもできます。
川に流した卵は流れが止まったところで沈みます。
沈んだ卵に乗ったままですとミス扱いになります。
またエッガーショットはゴルの吐く火であれば打ち消すことができるようです。
・ホールというものがあります。
エッガーショットで卵にして吹っ飛ばした後にエメラルドフレーマーなどを置くと別な場所にワープする敵がいたりします。
・画面内には、様々なものが用意されています。
それぞれに特性があります。
一方通行:矢印の書かれた方向から逆に向かって歩くことができません。敵に関しては関係なく歩くことができます。
溶岩の川:卵を入れても乗ることができません。スペシャルパワーで橋を作っても渡ることができません。
木:ロロ、敵共に通過することができません。エッガーショットも通過しません。
ゴルの火、メンドーサ、ドンメンドーサの呪いは通過します。
岩:ロロ、敵共に通過することが不可能。
ゴルの火、メンドーサ、ドンメンドーサの呪いも通過不可。
花畑:安全地帯です。動き回る敵はここに入ることはできません。
敵が入れないだけで完全な安全地帯ではないです。
砂漠:ロロ、敵共に歩くスピードが落ちます。
・スペシャルパワーというものを使うことができます。
画面右側に"PW"という文字の下にそのエリアで使えるものが表示されます。
川に橋を架けるものや一方通行の矢印変更、岩を叩くものなどがあって、攻略の糸口になるものです。
1度使うとその効果は消えます。
・スペシャルパワーの下に"?"の文字書いてあるものがありますが、これはヒントでして、どうしてもクリアできないというエリア内で何をすればいいのかというものが表示されます。
・ギブアップコマンドが用意されています。
これ以上どうしようもないなど詰んだときなどに使用します。
基本的に1つの部屋をクリアすると先に進むことになるのですが、行けるルートがいくつかあって、自由に選べるようになっているものの、部屋の出た先が右側ではクリアできないけど、左側に出たときにはクリアできるようになっていたりするので、各部屋を攻略しながらルートを確保していく感じです。
また、ゲーム内には隠れステージというものも存在していて、鍵と神様を探すのがこのゲームの目的でもあります。
ゲームの難易度としては、高いと思います。
プレイしてみていくつか感じたことをまとめてみました。
①1つの部屋をクリアするごとに他に挑戦できる部屋が増えていくのである程度自由度としては高いのと、1つの部屋に侵入するルートによってはクリアができないので探索したり考えたりするというところでしょうか。
マップはメインとなるところだけでも100エリアほどあるのと、各部屋ごとに繋がりがあって広いので、画面左から1下から4にあるマップを早めに取らないとどこにいるのかわからなくなるときがあったりします。
②特定の部屋をクリアすると挑戦できるチャレンジングステージの時間配分がギリギリで短いところでしょうか。
幸いなことにミスしても残機が減らないところは良かったです。
また、クリアに必要な神様の居場所を探すのが結構苦労します。
神様はクリアした部屋のエメラルドフレーマーを動かすとチャレンジングステージと同じようなステージの入り口が出現するようになっています。
まず、初見プレイではどの場所のエメラルドフレーマーを動かせばいいか、というのがわからず、「KEY5」と書かれている部屋に4つに別れている各部屋のいずれかをクリアすると、神様がいるであろう部屋に出たりするのですが、その「KEY5」と書かれている4つの部屋の難易度が高いです。
別に神様のいる位置がわかっていれば、その4つの部屋を挑戦しなくてもいいみたいです。
ちなみに、「KEY5」と書かれている部屋に階段らしき入り口があるのですが、これをくぐるとラスボスに通じるエリアに行けるようになっています。
神様がいないとクリアできない部屋もあるので、どうしても神様が必要なんです。
③ロロは半キャラずらして移動したり、エメラルドフレーマーや卵なども半キャラずらして動かしたりすることができます。
これは良く使うテクニックといいますか、これを知っていないとクリアできない部屋が多々あります。
メドーサ、ドンメンドーサ、ゴルなどといった敵の遠距離攻撃を防いだり、狭い場所に敵を閉じ込めたりするのですが、半キャラずらして置くことによってキャラ2体分のスペースを利用することができるんです。
ロロは半キャラずらして歩くことができるぶんデメリットもあって、狭い通路などあったりすると半キャラずらせる分、早めにキー入力をするとブロックの角に引っ掛ってしまうことが多々あるんです。
引っ掛ったがためにアルマなど追跡してくる敵に触れてしまうことがあって、意外とこれでミスるときがあったりするんですね。
④アルマ、ロッキー、リーパーなど誘導させることによって攻略しなくてはならない敵がいるところでしょうか。
リーパーは基本的に背後を追いかけてくるようにしてくるので、わかっていれば問題はないのですが、ロッキー同様、誘導の仕方を失敗すると出られなくなってしまい詰んでしまうこともあります。
複数いる場合は特に動きを注意して見ていないと難しいです。
個人的に一番厄介だと思うのはアルマというアルマジロのように丸くなって移動してくる敵なのですが、移動スピードも速く動きが読めないときもあるので、結構厄介でした。
しかも、狭い場所に配置されていることも多く、何度もやられました。。。
アルマがいる部屋はどちらかというとパズル要素よりもアクション要素が強いですね。
⑤川の流れを知っていないと詰みます。。。
マップ左上の辺りはイカダを利用しながら進めるゾーンなのですが、次の部屋に進むための正解の場所にイカダを設置してから乗らないと、途中で沈んでしまったりしてミス扱いになってしまうところが酷いと思いました。。。
他の部屋でも卵を沈めたりして上手く川の流れに沿って攻略しないといけない部屋もあったりするんですが、川の流れによって移動したい場所に行けなかったりするので、川の流れを知っていないとクリアできない部屋がいくつかあるのは覚えゲー要素が強く難易度としては高いとも思いました。
⑥敵をエッガーショットで飛ばした後にエメラルドフレーマーなどや動けない敵を置いたりすると初期位置が移動する場合があります。
メドーサやゴルの攻撃を防ぐ手段として使う場合があるのですが、これを知っていないと解けない部屋があったりします。
なかなか頭を悩ますことになるので、何回かプレイして改めて出現する位置などを覚えなくてならないところがあったりするところも難しいです。
全体的にある程度わかっていないと解けない部屋があることから、考えるよりもプレイしてみて解いていく、といった感じのほうがいいのかな、とも思いました。
一度や二度プレイしてみて解けない部屋もあってじっくりと考える必要があるのと、アクション要素が強い部屋では何度もパターンを覚える必要性があって可愛いキャラに似合わず難易度としては高いかとも思いました。
ゲームとしては、非常に良く出来ていると思います。
パズル要素だけではなく、アクション要素が強いところもあるので単調にならずに緊張感のあるプレイもできるのが魅力だとは思いました。
ゲームオーバーになった際にセーブもできるのでじっくりと長く遊ぶこともできるのが良かったです。
ところで、ラスボスとの対決がジャンケンというのが意外と拍子抜けしました。。。
ラスボスに到達するまでにエグイ部屋もあって一筋縄ではいかないゲームかと思えば最後はジャンケンですから、、、規則性があるのかどうかもわからずここで負けたらどうしようとか不安になったりもしました。。。
ラスボスを倒しときの演出が面白くてロロが北斗百裂拳をやっているかのようにタコ殴りするんですよね。
「ロロ強くない!?」
とか思ったわけでして、ジャンケンする意味あったのか、、、と突っ込みたくなりました。
個性ある敵キャラや演出面など面白くて結構好きなゲームの1つです(・ω・)









