ラグランジュポイント 完全攻略本
徳間書店から発売された本です。
機種:ファミコン
名作ロールプレイングゲーム、ラグランジュポイントの攻略本です。
・本については、「キャラ紹介」「画面の見方」「コマンドや各パラメータの名称と説明」「マップの見方」「戦闘方法」「武器・防具・アイテムデータ」「敵キャラデータ」などが掲載されています。
攻略ページについては、各エリアごとにマップ付きで掲載されています。
この本を読んでみて、気になるところや感じたことをピックアップしてみました。
➀わりとページ数が多い本のわりには目次がさっぱりしていると思いました。
「第1章基礎知識編」、「第2章攻略編」、あとのページは「ラグランジュポイントをもっと楽しみたい方へ」となっています。
第1章の基礎知識編では細かくページ数など記載されているのですが、第2章の攻略編では見出しのところのページ数しか記載されていないんです。
ゲームの進行上、いろんなエリアを行ったり来たりすることが多かったりするようなのもあって、ページ数を特定できないのもあったのかもしれません。
➁武器・防具・アイテムの表が見やすくなっています。
基礎知識編では主人公などのキャラ紹介、アイテムや装備品などの情報、敵キャラ情報など細かく記載されています。
抜けていると思ったところはなく、知りたいものは全て掲載されているので役に立ちます。
アイテムや装備品など多く登場するのでなにかと一覧表に記載されていることが多くなってしまいますが、各段落ごとに違う色で表記されていて見やすくなっているので、探し物があった場合見つけやすくなっているのも良いところです。
➂攻略ページが見やすかったです。
攻略については、各町やダンジョンなどのマップをページ内に収めてあって、ページを跨ぐということがなく、見やすいです。
さらに、お店で売っているアイテムなどもここに記載されているので、購入予定がある物があった場合、攻略の流れを見ながら見ることができるので、わざわざアイテム一覧表のページを開いて価格や売っているアイテムなど確認する必要がないところは手間が省けて良いです。
また、上部にある地名などのタイトルがある帯の部分に記載されている「コンテナ1」などの表記は、そのページ内のマップの中にあるコンテナの数を表しているようです。
巻末には特大マップが付属しています。
結構フィールドが広いゲームですので、役に立つことが多いです。
また、「武器の合体リスト」が掲載されています。
これは非常に役に立ちました。
➃漫画が掲載されています。
実際の攻略については80ページまで、あとのページはゲーム設定などなどが掲載されている感じでして、最後のほうには漫画が掲載されています。
漫画は最後のほうの110ページから逆から読んでいく方法です。
これは、この本とファミマガのページの開き方向が違うからこうなったと思うんです。
ちなみに、この漫画はエンジニアのモリタが捕獲されたところで終わっています。
続きは「ファミマガ」91年No9に掲載されているとのこと、中途半端な感じはあるのですが、「ページの都合上イントロの部分しか収録できません」と書かれてあるんです。
これは個人的に思うことなのですが、せっかくだから全部掲載すれば良かったのでは、とも思ってて、中途半端な感じはするんです。
何年も経過しているぶん、この中途半端な感じが「未完成な本」という感じがしてもったいない気はしますね。
「ゲームクリアへの最短ルートを徹底紹介」と表記されています。
やっぱり1つクリアというものを目指すうえで、最短ルートでクリアしたいとか思っちゃうわけですが、見やすくなっているのと情報量が多いので最短クリアをするためには役に立つことが多いです。
また、マップが意外と広いゲームでもあるので特大マップを見れば迷いにくいようになっています。
また、ラグランジュポイントの世界観を掲載されてあったりと、攻略本とはまた別なファンブックとして見ることもできるようになっているところは素晴らしかったです。
全111ページです。







