ハドソンから発売されたアクションゲームです。
機種:ファミコン
戦闘用アンドロイドであるナイトが惑星アルタイルを元の緑豊かな大地に戻すために戦いを繰り広げるという内容みたいです。
・ボンバーマン同様、爆弾を使ったアクションゲームでして、トップビュー方式の横スクロールのアクションゲームになっています。
・基本的なシステムは壊せる障害物などを爆弾で破壊してクリアに必要なアイテムなどを取って各ステージをクリアしていく感じです。
・フィールドは大きくわけて5つに分類されるようですが、「ノーマルステージ」「ループステージ」「メイズステージ」「ブラックステージ」「モンスターステージ」になるようです。
・モンスターステージではボスキャラが登場してくるようになっているので、ボスキャラを倒せばクリアとみなされますが、その他のステージではクリアとなるアイテムを取らないとステージをクリアすることができないようになっているみたいです。
・鍵を取るとEXITの文字が出てクリアできるようになっているのですが、「ループステージ」では秘宝を取らないとループをするようになっているので探して取らないといけません。
・ナイトの攻撃方法は爆弾とビームの2種類あります。
爆弾は敵にダメージを与える他に、壊せる障害物を破壊することができます。
ビームは敵に攻撃を与えることができます。
・ライフ制で残機はありません。
・使用できる爆弾の数も制限があります。
<各障害物を破壊したり、地下通路に入ったりするとアイテムが落ちていることがあります。>
このゲームを攻略するうえでアイテムは必要不可欠で、様々なアイテムがあります。
・キャンドル:ナイトの回りを一定時間照らすことによって落ちているアイテムや階段などを見えるようにする。真っ暗な場面で使用。
・エキストラ:ライフを回復することができる。
・タイムストッパー:画面上の敵を一定時間止めることができる。
・スーパーチャージャー:一定時間、移動スピードがアップする。
・ハイパーミサイル:撃った方向に対して真っすぐ飛んでいく。
障害物を一列まとめて破壊したり、ボスキャラなどの敵キャラに使用すると有効。
・フラッシュ:画面内の敵を一掃する。
・クロスファイア:ビームを4方向に撃てるようになる。
・ウォータープルーフ:川など水のある場所で使うアイテム。
使用しないで水場を歩くと次第に沈んでいき溺れて死んでしまう。
・ランプ:画面全体を明るくする。
一度使えばステージをクリアするまで効果が継続する。
・メガトン爆弾:画面内の敵&障害物を一気に破壊することができる。
ボスキャラにも有効なようだ。
などなど、取るとストックできるアイテムが10種類存在するようです。
他にもマル超(無敵)や回復系のアイテムなど落ちていることがあって補助的な効果をもたらすものもあります。
道中には隠れステージとして彫像を壊すとアイテムが手に入る場所もあったりします。
これらのストックできるアイテムはクリアに欠かせない物ばかりで、ないとステージを進めるのが困難なものばかりです。
ゲームの難易度としては高いです。
マル超と記載されているとうり、ステージ1から難しいです。
いくつかその要因となるもので、個人的に感じたものを取り上げてみました。
①癖のある操作方法ではないでしょうか。
このゲームでは爆弾を設置したときに1キャラ分後退するので、爆弾を置くときは十字キーを離すようにして置かないといけなかったりします。
ボンバーマン慣れしてると爆弾設置に慣れるまで苦戦するかもしれません。
ですが、この爆弾設置は基本的な操作でして、これができないことにはステージを進めるのは不可能になってしまいます。
爆弾の爆発までの時間もボンバーマンと比べると短い気がします。
爆発までの時間が短いので、安全な場所を確保するのを頭に入れてから爆弾を置かないと中途半端なプレイになってしまい、爆弾に挟まれてしまうというミスを連発することも多かったです。
一応補助的な物でスーパーチャージャーを使用することで移動速度を上げることができますが、ゲーム序盤では手に入る数も少ないので、やはり基本的な爆弾設置を覚えておく必要はあると思いました。
一応爆弾は一度に2個まで置くことができますが、1個置くときと違い、素早いキー捌きが必要なのでミスしやすいので慣れないうちは1個置きで十分だと思います。
②レベルというものが設定されているのですが、スコアと共にレベルが上がるようになっているようです。
レベルが上がるとナイトの防御力が上がったりするのですが、敵のスピードなども上がってきて手強くなってくるので、ステージ攻略がより難しくなってきます。
というのも、狭い場所などで爆弾を設置している途中に敵の弾に被弾、接触してしまうとノックバックにより爆弾に近づいてしまい、爆風により死亡(-ω-;)、、、もしくは大きくダメージを受けるというミスが多くなるんですよ。
しかも、ビーム一発で倒せるバードやデルタなどといった飛行する敵キャラなのですが、これが一番厄介でして、右側から飛行して出現するせいか、ゴール付近の障害物を破壊しようとしても次々に出現してくるので、その隙を見計らって爆弾を設置しないと「ノックバック→爆風当たる」という連鎖で死んでしまうことが多いんです。
過ぎ去った後でも注意が必要でして、ナイトに向かって弾を発射してくるのでタチが悪いと思いました。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
③アイテム数に限りがあることでしょうか。
爆弾も数に限りがあるので、適当に使っているとすぐになくなります。
秘宝や鍵などクリアに必要なアイテムを探すわけですが、どこにあるかわかっていないと見つけるのが困難なものもあると思います。
キャンドルやウォータープルーフなどといったものも必需品で、これがないとどうしようもないステージもあります。
ある程度アイテムを確保しながら進めるというのが基本だと思います。
地下通路に入ることによってアイテムや爆弾を確保することができるわけですが、
キャンドルがないと出口である階段すら見つけるのが困難だという理由もあります。
アイテムを集めたとしても死んだときにコンティニューしたときに半分に減ってしまうので、コンティニューができるゲームとはいえ、何回もコンティニューすることによってアイテムが減ってしまうと詰むこともあったりします。
アイテムの数を倍に増やすことができるダブルアップなどもあるのですが、わかっていないと増やすことができない、というのもあります。
④一見普通に見えるブロックでも爆弾を何回か当てることによって壊せるブロック(マジックブロック)も存在しており、これもわかっていないと破壊することができないと思いました。
特に最後のステージではこのマジックブロックの数が多く、爆弾の数が99個でも足りないぐらいではないかという感じで、難易度は高いです。
総じて見ると覚えゲー要素が強くて、パスワードなどでゲームを中断できる機能があれば良かったとは思いましたが、そういったものもなくてクリアするまで電源を落とさないでプレイしたということもしました。
また、隠し要素が豊富すぎて、その隠し要素を見つけたりするのがクリアの前提となっているので攻略本がないとクリアが困難なゲームだとは思いました。
とはいえ、ゲームとしてはよく考えられて作られていると思います。
ステージも様々な背景があったり、ステージの構成もバリエーションが豊富なのと、狭い場所が多いのでどこに置けばいいかというのも考えさせられるゲームでもありました。
難しいゲームですが、やればやるほどこのゲームが面白いとも思いました。
BGMについてはかなり良いですね♪
カラオケモードもあったりと、BGMについては力を入れていたと思いました(・ω・)。
アクションゲームが得意な人への挑戦状的なゲームイメージもあって、苦手な人にとっては受け入れ難いイメージの強いゲームでしたが、やればやるほどこのゲームが面白いとも思いました。











