かぐや姫伝説
ビクター音楽産業から発売されたアドベンチャーゲームです。
機種:ファミコン
ある日、1人の男が天の声を聞くことになります。「じゃじゃヶ森の中からかぐや姫を見つけ姫の力になってもらいたい」と、、、有無を言わさずなぜかムチとロウソクを渡された1人の男の物語という内容みたいです。
ちなみに、名前を入力するとき何も入れないと「おたかさん」となります。
一風変わったアドベンチャーゲームです。
そもそも、始めからしてウケますけどね(・ω・)なぜムチとロウソクなのぉ~(・ω・)とか、ロウソクはわかるとして、ムチは必要ないでしょ、とか思いますが、ちゃんと使用する場面がありますので面白いです。
このゲームには難易度というものが存在します。
一般的なコマンド選択式のアドベンチャーゲームなのですが、他のアドベンチャーゲームでは見たことがないコマンド「!」というものがあります。
このコマンドを開くと「キスをする」「はだかをみせる」「たたかう」という特殊なコマンドを見ることができます。
一見なんの変哲もないようなコマンドにも見えますが、実はエンディングに影響するものであったり、またはクリアに不可欠なコマンドであったりとこのゲームの特徴でもあります。
このゲームの主人公は男なんです。物語の道中には可愛い女の子がたくさん登場してきます。
そんな1人の男の心理を突いたゲームでもあったりします。
なかなかユニークなゲームです(・ω・)。
この他にも体力というものがあり、無くなるとゲームオーバーになります。
ゲームの進行状況によって体力の減り方が変わるので難しいです。また画面上部のほうに得点というものがあります。
主人公の行動によってその得点が加算されていきます。
これもエンディングに影響があるようです。
随所でミニゲームがあるのですが、失敗するとゲームオーバーに直結するものが多いのと、アイテムはうっかり捨ててしまうと詰んでしまったりと、なかなか難易度の高いゲームでして、最後までいくだけでも難しいと思います。
そのアイテムの使い方もわかりづらいというのもありますね。
一体どこで使用するんだという想像が湧きにくい物が多いです。
難易度の高いゲームですが、シュールな世界観は面白いものがあります。
何度かゲームオーバーになる機会が多かったりするのですが、ゲームオーバーの画面も幾つか用意されていたりと、楽しませてくれる要素は多いです。
セーブストック数も多いので好きな場面でゲームを保存してやり直す機会を増やせるのは良かったです(・ω・)。
B級臭が漂う、そんなアドベンチャーゲームといった感じが個人的には好きです。







