学研から発売されたシミュレーションゲームです。
機種:ファミコン
ちょっと一風変わったシミュレーションゲームです。
4人の勇者に兵力を与えて、マップにある敵部隊を倒しながら各地区にある城を占領するのが目的です。
各地区にあるマップは自分が占領しているマップに隣接している場所しか行けず、マップに入ると上から見下ろし型のフィールド画面に切り替わります。
フィールド画面内には町などもあったりします。
中には人型の影がありますが、これは敵キャラの部隊でして、城まで行く際にどうしても倒さないと行けない敵部隊がいくつかあり、その他にもランダムでエンカウントするという方式です。
4人の勇者にはHPという概念がない代わりに、与えられた各部隊の中から兵士数を増やすことによってHPの目安としてます。
敵の攻撃により兵士数も減っていくと攻撃力も減っていく、という感じです。
そして、このゲームで必要な物が食料です。
ゲームの進行に従って、食料がないと兵士数が減っていくのでお店では必ず購入する必要があります。
なかなかシステム面がわかりずらい面があり、ゲームとしての難易度も高いゲームです。
要因となるものを上げてみました。
<戦闘に関すること>
・各マップでお城を占領しに行くわけですが、兵士を補充するためのお店が少ないこと。
・戦闘では、敵部隊との1対1の対決になるのですが、上手く戦わないと、自軍の部隊だけが減っていき、お城に辿り着く前に兵力が無くなり詰んでしまいます。
・4人の勇者に与える部隊選びは慎重に選ばなくてはならないです。
・剣などの近接攻撃部隊を与えてしまうと、後列に配列したときは何もできないまま敵の攻撃を受けるだけになってしまう恐れがあります。
・このゲームでの戦闘は先手を得ることに限ると思います。後攻めによって敵の攻撃を受け、自軍の兵力を減らされてしまうと、なかなか敵の部隊の数を減らすことが困難になるからです。
・シンボルエンカウントのときに有効なようですが、必ず先手を取る方法として、敵の部隊が見えてる状態でBボタンを押すことによって先手を取ることも可能です。というか、これをしないと結構無理(-ω-;)。。。
・あと、戦闘ですが、地形による影響により攻撃力や防御力といったものに影響を受けることがあるので、どこで戦闘をするのかということで、なかなか頭を使います。
逃げることもできますが、逃げてしまうと兵力の数が減ってしまうのであまり逃げるのはお勧めできません。。。どうしても、、、というときぐらいですね。
<お金の概念>
・お城を攻め落としたときぐらいしかまともにお金を増やす方法がないわけでして、一応ランダムエンカウントによる戦闘でもお金を増やすことはできますが、得る金額が少ないためにお城を占領したときに戦利品を取り忘れたり、適当にお金を使っていると後々大変なことになります。
なにせ、毎回減った兵力を補ったり、装備品を強化したりするために結構お金を使うのでやり繰りに大変です。
敷居の高いゲームですが、1つのマップを落とせるぐらいになれれば、だいたいゲームは進行できるようになるので覚えれば楽しめるゲームです(・ω・)
難しいゲームなのに、「メルヴィルの炎」を取らないと真のエンディングを見ることができないようになっているんですよね。
普通にマップを攻略して進めていったのでは、えぇ~、、、とかになってしまいます(-ω-;)。。。
このゲームを初めてクリアしたときはかなりの達成感がありました。
最後の砦にいる部隊もかなりの手強い部隊でして、攻略するのに大変です。
そもそも、そこに行くまでにこちらの兵士数も減ってしまうというのもありますけど。
初めてこのゲームをプレイしたときはわけがわからなかったですが、次第にプレイしているとハマっていました\(・ω・)/良く出来ているゲームだと思います(・ω・)





